「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第628回
さようなら 中日ドラゴンズ

中日・落合監督のオレ流がまた物議を醸している。
個性の強さにかけては12球団随一の監督だが
今までは理解できる点が多々あった。
しかし、今回はいただけませんね。
お察しの通り、来春のWBCのことである。
落合監督の真意がじゅうぶんに
伝わらない点を差し引いてもやはりペケである。

球団代表だか、社長だかというオジさんまで出てきて
監督同様、選手の意思を尊重したというが
普段から選手の意思をあんまり尊重しない球団が
ここにきて尊重、尊重と声高に叫ぶのは不自然だ。
そこのところを球団、じゃなかった、糾弾したい。

中日の選手だけが5人、
揃いも揃って出場辞退という茶番を
単なる偶然と信じ込むほど、
世のプロ野球ファンは馬鹿じゃない。
馬鹿ではないファンに対して、監督もオジさんも
真顔で馬鹿みたいな釈明をすること自体が
すでにファンを大いに馬鹿にしている。

WBCの歴史はとてつもなく浅いけれど、
これからサッカーのW杯のように
育てていくべき大イベントである。
名誉あるWBCの代表に選出されたにもかかわらず、
故障もしていないのに、理由なく辞退するとは
狂気の沙汰としか言いようがない。
ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」のほうが
よっぽど理由があった。

これでは球団も監督も、わが中日ドラゴンズは
二流球団であると宣言しているに等しい。
二人ともその愚かさが判っていないのが哀しい。
日の丸を背負って立つ選手が一人もいない球団など、
セリーグに在籍する資格がない。
サッカーならJ2以下ではないか。
そんな球団の野球を金を払って観に行く阿呆はいない。
野球選手の誇りもなければ、プロの自覚もない。

さようなら、中日ドラゴンズ。
誤解を恐れず、言葉も選ばず、
バッサリ斬らせていただくとすれば、
これは確信犯的徴兵拒否ですね。
戦場での戦闘を拒否する者は兵士に非ず。
球場での対戦を拒否する者は選手に非ず。
低脳陛下、万歳! おかあさ〜ん!
ハナマル、キ!

今回の一件でドラゴンズはそのサポーターの数を
大きく、大きく、減らしたものと思われる。
性格は多少ヒン曲がっているが
頭脳はそれなり(オッカアに関しては論外)に明晰な
落合もここまでは読み切れなかったのだろう。
選手個人の問題だと開き直るのなら
球団としてコメントすることもなかろう。
策士、策に溺れるというのはこのことである。
美味しい食べものがあまりない名古屋だが
球団までこの体たらくでは
名古屋人を慰める言葉が見つからない。
ドラゴンズなんかもうどうでもいいから
ピクシーのグランパスを応援しようよ。

今日はちっとも「食べる歓び」をしていないが
以前、明言した通りにときには
こんな日があってもいいんじゃないかな。
ここでとってつけたように
名古屋名物・海老ふりゃあに話題を振っても
それこそ意味がにゃあじゃにゃあの。

 
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2008年11月27日(木)

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