「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第663
人気ラーメン店「えるびす」再訪(その1)

半年ぶりに気に入りラーメン店再訪シリーズ。
今回は店名にインパクトのある池袋の人気店、
「えるびす」を訪れる。
だんだん記憶が薄れてゆく
20世紀最大のアメリカのスーパースター、
エルヴィス・プレスリー。
「えるびす」の創業者が
プレスリーのファンだったのだろうか。

名前つながりの余談になるが
J.C.が選ぶエルヴィス・ナンバーの
ベストスリーは

(1)「トラブル」(Trouble)
(2)「サスピション」(Suspicion)
(3)「サマー・キッセズ、ウインター・ティアーズ」
   (Summer kisses, winter tears)

第一位の「トラブル」は
映画「闇に響く声(King Creole)」の挿入歌で
この映画はエルヴィス自身が選んだ
彼の主演映画のベストワン。
ちなみに彼の選んだベストソングは
「イッツ・ナウ・オア・ネバー」
 (It’s now or never)だ。
この曲はパヴァロッティの熱唱で有名な
「オー・ソレ・ミオ」のアレンジ・ヴァージョン。

第三位の「サマー・キッセズ〜」は
タイトルから想像される通りのラヴソング。
この曲の出足にそっくりなのが
懐かしのグループサウンズ、
オックスの「スワンの涙」だ。
♪ 君の素敵な ブラックコート ♪
ここのところがよく似ている。
とは言え、作曲があの筒美京平だから
間違っても盗作はあり得ない。

話の主題がエルヴィス・プレスリーになってしまった。
池袋のラーメン店「えるびす」に戻したい。
6年のご無沙汰を経て出掛けてみると、
入口そばに食券の券売機が設置されている。
以前からあったのかどうか記憶にない。
券売機に向かってポケットのコインをまさぐって
一番シンプルなラーメン(700円)のチケットを購入。
ここではラーメンをらーめんと表記してあった。

スタッフは日本人のお兄ちゃん2人に
中国人のお姉ちゃん1人。

日中合作らーめん
photo by J.C.Okazawa

和気あいあいとらーめんを作っている。
ちょうど夕方の5時頃のことで
スタッフの賄いタイムに当たっていたようだ。
交代で自分の食べるどんぶりを奥に運んでいる。
らーめんを待つあいだ、何となしに見ていると
いろいろトッピングされて
全部入りみたいな豪華版だ。
もっとも素ラーメンではすぐにお腹が減って
身体が持たないのかもしれない。

          =つづく=

 
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2009年1月16日(金)

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