「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第677回
お墓参りの帰り道

松戸市にある八柱霊園は
千葉県にありながら都営の霊園である。
墓周りの掃除を兼ねて墓参りに訪れた。

のどかな霊園である。
テーブルと椅子が設えてあり、
ピクニックよろしく
家族連れが弁当を広げたりもしている。

最近やっと目指す墓を見つけることが
できるようになった。
以前は迷って管理事務所の手をわずらわせていた。
此度はすんなりと到達でき、めでたし、めでたし。
霊園でおめでたいのも問題だがとにかくよかった。

お墓の帰り道。
武蔵野線で西船橋に出て
総武線に乗り換えるところを
ふと思い、舞浜まで乗ってみた。
ディズニーランドは10年前に
一度訪れているからもういい。
舞浜から歩いて行ったのが西葛西。

この日のお目当ては2軒。
まずは1軒目の立ち喰いそば「やしま」へ。
立ち喰いといってもテーブル席がある。
東西線のガード下に店はあった。
当コラムの読者のW辺さんに
西葛西の駅前に売上高が都内屈指のスタンドそば屋が
あると聞いて一度試してみたかったのだ。

もりそば(少なめでお願い)にイカ天を乗せて420円。
そばは他店と比べて秀でるところがないが
150円のイカ天は値段を考慮すればOKだ。
もっとも仕事ぶりと客層を見に来たので
一応、当初の目的ははたしたことになる。

2軒目はおでんの「やまがみ」。
大型連休までには間に合いそうな
「庶ミンシュラン新版」の取材が目的である。
しょっぱいもりづゆのあとなのでビールがうまい。
最初に頼んだのは必食科目の鰹の土佐造りだ。

土佐造りはかくあられたし
photo by J.C.Okazawa

どうです、このこんもりもられた紫蘇の葉は?
大好物のにんにくスライスもたっぷりだ。
みょうがとレモンもまたうれしい。

土佐造りには土佐の司牡丹といきたいところなれど、
生憎この日のJ.C.は焼酎のロックが飲みたかった。
そこで選んだのが鹿児島の芋焼酎・さつま司だ。
司つながりもオツなものではないかと思った次第。

あとはやはりこの店の名物の
新香盛合わせを頼んでおき、
メインのおでんをいろいろといただいた。
昆布・ちくわぶ・すじ・つみれ・厚揚げなどなど。

すじにつみれに厚揚げ
photo by J.C.Okazawa

澄み切ったでんつゆもしっかりと飲み干した。
夫婦二人だけの切り盛りで
人形町出身の女将さんがなかなかに艶っぽい。


【本日の店舗紹介】その1
「やしま」
 東京都江戸川区西葛西6-14-31
 03-3675-1461

【本日の店舗紹介】その2
「やまがみ」
 東京都江戸川区西葛西6-7-1
 03-3804-1880

 
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2009年2月5日(木)

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