「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第809回
酎ハイ&スカッシュのススメ(その1)

初めにお断りしておくが
サブタイトルは酎ハイを飲みながら
スカッシュラケットに興じろという意味ではない。
酎ハイは文字通り酎ハイだが
スカッシュのほうは、飲みもののスカッシュのことだ。

もっともこのスカッシュ(squash)は
飲みもの、球技ともに語源は一緒。
柑橘類をギュッと握りつぶして搾るのもスカッシュ、
握りつぶせるほどに柔らかいボールを
使うスポーツもスカッシュだ。

関東地方は今を去ること半月以上の7月14日に
梅雨明け宣言がなされたというのに
ちっとも夏らしくならないグズついた空合いに
気分がクサクサする毎日だ。
とはいっても、夕暮れに飲むビールは文句なしにうまい。

毎晩、外食を続けている身としては
外で飲むのはどこへ行ってもまずビール。
その次はケース・バイ・ケースというか
プレース・バイ・プレースで
大衆酒場や居酒屋だとホッピーか酎ハイ。
鮨・そば・天ぷら屋は芋焼酎。
中華ならば紹興酒。
焼肉屋はビールで押し通すか、たまさかマッコリ。
仏・伊料理屋なら赤ワインということになる。

2軒、3軒とハシゴをしたあとで
帰宅後に飲むことはないが
早めに帰って飲み足りない場合、
例えば遼クンや藍チャンを
英国の空の下まで追いかけるときなど、
J.C.はいったい何を飲んでいるのでしょう?
「そりゃオマエの勝手だろ。興味ねぇよ」――
ちょっと待ってくだされ。
そんな言い方されたら元も子もないじゃんか。
「判った、判った、いいから先に進め!」ってか?
そうでしょ? そうなんだよ、そうこなくっちゃ。

実は様々なモノを飲んでるんざんす。
そりゃ、カクテルはめんどくさいから作りませんがね。
芋焼酎や泡盛のロック、
ブランデーやアブサンの水割り、
フランス・イタリア・スペインあたりの赤ワイン、
ごくまれに紹興酒や梅酒なんてのも飲むんですな。

そんなJ.C.が最近ハマッているのが
生の柑橘類を惜しげもなく使う酎ハイ。
レモン・ライム・かぼす・すだち、
はては沖縄産のシークワーサーまで何でも来いだ。
ただしオレンジとグレープフルーツはあまりやらない。
どうも甘みが勝ちすぎるんでね。

酎ハイを作る際に肝心なのは文字通り焼酎で
J.C.は下町の酒場ジャンキーなら誰もが知っている、
あの逸品を使っているのですよ。

          =つづく=

 
←前回記事へ

2009年8月10日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ