「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1015回
もはや罪悪である

またやってくれました。
ピッチの上の懲りない面々。
我輩はオコッている。
岡チャンはタコである。
タコが日本の夢を担うことは大きな罪である。

韓国はもはや以前の韓国ではない。
見事なまでに大型チームへと変身を遂げていた。
欧州の強国に匹敵しうる強さ・速さ・高さを備えた、
理想的なチームに仕立て上げられていた。
監督の力だけではなかろうが、その手腕は特筆に値する。

今の韓国にとってベスト16どころか、
ベスト8は極めて現実的だし、
目標をベスト4に掲げたとしても
誰が大言壮語として一笑に付すことができようか。
日本とは2ランク以上の差ができてしまった。
ああ! 韓国民がうらやましい。

「1年で同じチームに2度負けた」――ん?
岡チャン、何を言ってるんだキミは!
もっと清く正しく反省しなさい。
1年で負けてはならない宿敵に、しかもホーム
 しかも大差をつけられて2度負けた」――これが正しい。
こんな試合を繰り返し観せられたひにゃ、
普通の神経を持つ日本人なら、そのストレスは限界に達する。

いわれて久しいサッカーのスリーSは
スピード・スタミナ・スピリット。
すべての点において韓国のほうがずっと上だ。
センスとスキルとストレングスを加えたシックスSでも
歯が立たなくては大人と子どもの勝負にしかならない。
日本はこのままではベスト4どころか
勝点1(1引分け)すら危ういのではないか。
ホントにとんでもないチームになっておくれだよ。

昨夜のスタメンを見て、またまたガックリ。
負けても負けてもタコは学習効果ゼロだね。
FWとして代表戦に47試合出場しながら
たったの5ゴールしか奪えていない大久保をまた使った。
こんなのFWじゃないでしょ。
ラインに乗っても短いパットは
絶対にカップインしないのと同様に
枠を捉えていないシュートがゴールインすることはない。
今までこのタコ(2匹目のタコか、やれやれ)が
決定機を逃して天を仰ぐ姿を何度見せられたことか!
ゴールマウスに嫌われたFWは去勢された種馬に等しい。
同じタコでも可能性を秘めたシチリアの子ダコを
なぜ先発させてフルに使わぬ!

多少のセンスとスキルを備えていても
スピードとストレングスに欠ける遠藤は
ワールドクラスに通用しないことが歴然となった。
ピッチの上を右往左往する姿が哀れを誘う。

心身ともに中澤はとっくにピークを過ぎた。
ここ数試合、まったく身体を張れなくなった。
おまけに朝青龍、もとい、闘莉王の代役、
阿部の頼りにならないことといったら・・・。
自陣でDFがパスを回しているのに
いつボールを奪われるんじゃないかと
ハラハラさせられては観ているほうはたまったものではない。
どうにか通るパスはバックパスだけの惨めな試合だった。

俊輔と本多にしたって達者なのは口だけで
昨夜はおのれの未熟さを思い知っただろう。
この2人をタコ呼ばわりするのは言い過ぎだから
本戦に向けて一層の奮闘努力を期待する。

まだまだあるぞ、岡チャン!
何で長友を不慣れな右に持って来るの?
どうして松井を外したままなの?
思い出すだに、また腹が立ってくる。
大事な時期に強化試合ならぬ“弱化試合”を
生まれて初めて観せていただきやした。

 
←前回記事へ

2010年5月26日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ