「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1026回
南アW杯、開幕前夜(その1)

いよいよ明日、W杯南ア大会が
南アフリカ―メキシコ戦で開幕する。
五輪も大きな楽しみだが
W杯も負けず劣らず大好きで
期間中はワクワク、ソワソワの毎日が続く。

記憶に残る最初のW杯はイングランドが
初制覇した1966年イングランド大会。
あれから早や44年、今回は久々に
イングランドが優勝候補の一翼を担っている。
はたしてサッカー発祥の地に
再び勝利の女神は微笑むのだろうか?

そこで今日から2回に渡り、
大会の行く方を予想することにした。
J.C.は下馬評の高いイングランドには極めて懐疑的。
もちろんベスト16は確実で、ベスト8も固かろうが
結局、そこまでではなかろうか。
最高の結果を残したとしても、ベスト4止まりだろう。

イングランドはともかく、まずはGroup A〜Hから
16カ国の決勝トーナメント勝ち抜き組を選んでみたい。
シルシの見方は下記の通り。
◎=本命 ○=対抗 ▲=穴 ×=絶望

=Group A=
◎フランス ▲南アフリカ ▲メキシコ ▲ウルグアイ
 この組はドングリの背比べ。
 経験からフランスが頭一つ抜け出ている。
 最弱の南アながら主審たちが開催国に対し、
 努めて有利に笛を吹いてくれるのが強み。
 メキシコとウルグアイは笛に泣かされそうだ。
 勝ち抜き予想・・・フランス、南アフリカ

=Group B=
◎アルゼンチン ○韓国 ▲ナイジェリア ×ギリシャ
 アルゼンチンは誰が指揮をとっても楽々一位抜け。
 史上最強の韓国はイングランド大会の北朝鮮的存在。
 日韓大会時より、スゴみを感じる。
 ナイジェリアの栄光はすでに過去のものになった。
 それでもなお一縷の望みは無きにしも非ず。
 ダルビッシュが投げようが、マー君がほうろうが、
 打線が点を取らなければ勝てず、それが今のギリシャ。
 勝ち抜き予想・・・アルゼンチン、韓国

=Group C=
◎イングランド ◎アメリカ ×スロベニア ×アルジェリア
 ガチガチの銀行レースは、英・米の勝ち抜きでキマリ。
 面白いのは米が英に土をつける番狂わせの確立が30%。
 イングランドはトーナメントの緒戦で当たる
 D組の星取表に配慮しながら戦いを進める。
 ドイツとの対決を回避したいが、それはドイツも同じこと。
 最終戦の試合開始が遅いドイツが上手くやってくれそう。
 勝ち抜き予想・・・イングランド、アメリカ

=Group D=
◎ドイツ ○セルビア ▲ガーナ ▲オーストラリア
 左団扇(うちわ)のドイツに、ほぼ進出確定のセルビア。
 ガーナは稀代の名選手・エッシェン頼みながら
 故障明けでいきなりの大活躍は期待してもムリ。
 むしろセルビアを食うとしたらオーストラリアだ。
 ドイツはC組の最終結果を見極めてイングランド回避に走り、
 もしもC組1位がアメリカならば、
 セルビア(orオーストラリア)に1位を譲って2位狙い。
 勝ち抜き予想・・・ドイツ、セルビア

明日はGroup C〜Hを予想します。

             =つづく=

 
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2010年6月10日(木)

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