「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1027回
南アW杯、開幕前夜(その2)

さあ、とうとう今夜である。
昨日に引き続き、グループリーグ突破国を予想する。
今日は後半のE〜H組。
ではさっそく日本が入っているE組から。

=Group E=
◎オランダ ▲カメルーン ▲デンマーク ▲日本
 日本の▲は希望的観測で
 J.C.にも愛国心が残っていることの証明。
 客観性を貫けば、×が妥当なところだ。
 ささやかな希望の根拠は3つ。
 (1)実力を度外視してそろそろ勝運の転機を迎えそうなこと
 (2)過去の対戦成績からカメルーンには相性抜群であること
 (3)W杯において欧州のトップ諸国には歯が立たなくとも
   セカンドクラスにはそこそこの結果を残していること
 まっ、W杯は世の中以上に甘くはないですけどネ。
 オランダはたとえ主力を温存しても1位抜け必至。
 あとはどこが生き残ろうと、不思議ではない。
 オランダが決勝トーナメントの緒戦で当たる、
 F組2位はイタリアかパラグアイでキマリ。
 戦いやすいパラグアイの2位通過確立は75%。
 よってオランダの調整による2位抜けは考えられない。
 それでは他の3カ国のどこが勝ち上がれるか?
 ズバリ、オランダに負けなかったチームだ。
 より正確に表現すれば、
 オランダと引き分けることに成功したところである。
 オランダと最終戦で当たるカメルーンの有利は動かず。
 勝ち抜き予想・・・オランダ、カメルーン

=Group F=
◎イタリア ○パラグアイ ▲スロバキア ×ニュージーランド
 4年前より力を落としているイタリアでも楽勝の組み合わせ。
 トーナメントに向けてゆっくりと
 コンディション作りができよう。
 波乱の目はスロバキアがパラグアイを競り落とすかどうか。
 パラグアイの弱点はムラッ気のある試合運びで
 スロバキアはその一点を突きたい。
 ラグビー強国・ニュージーランドもサッカーとなると
 陸(おか)に上がった河童も同然。
 勝ち抜き予想・・・イタリア、パラグアイ

=Group G=
◎ブラジル  ▲ポルトガル ▲コートジボワール ×北朝鮮
 ブラジルの1位抜けと北朝鮮の脱落は確実。
 気になるのはトーナメントの初戦で当たるH組の2位。
 ところがH組はスペインの1位抜けが既定路線。
 ブラジル―スペインの両雄会いまみえるのは決勝戦しかない。
 天下分け目は“象牙”VS“ポルト”で予選屈指の好試合。
 終盤まで同点ならば、互いに危険を冒さずに引き分けて
 ブラジル戦の失点を極力抑え込み、
 北朝鮮戦では得点を積み上げる戦法に転じよう。
 ドログバが完全復帰なら“象牙”有利だが
 最後にブラジル戦を迎える“ポルト”は
 ブラジルの手抜きも期待でき、日程的に恵まれている。
 何よりも両国は世界にも稀なポルトガル語・姉妹国だ。
 勝ち抜き予想・・・ブラジル、ポルトガル

=Group H=
◎スペイン ▲スイス ▲チリ ×ホンジュラス
 F組のイタリア同様、スペインの圧勝。
 コンディションの調整に終始しよう。
 二番手の下馬評はチリ有利だが、哀れにもこの国は勝運ゼロ。
 けして仕上がりのよくないスイスの前に
 またまた煮え湯を飲まされるのではないか。
 勝ち抜き予想・・・スペイン、スイス

16強が出揃ったら、以後の行方をまた予想してみましょう。
その前にアプセットがあった場合は、それを取り上げます。

 
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2010年6月11日(金)

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