「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1032回
オランダ戦、いかに戦うべきか?

本来、今日の当コラムは仲間たちとの
“北区ゴールデン・トライアングル”ハシゴ酒の続報。
でもネ、やっぱり明日の決戦を語りたくなってしまった。
よって、ハシゴ酒の顛末(てんまつ)は週明けに先送りします。

明日土曜日、E組を構成する4ヶ国が2戦目に臨む。
できれば、カメルーン―デンマークの結果を
知ることができる夜(現地時間)の試合が望ましかったが
先に戦う昼のゲームになった。
もっともオランダは日本のケレン味を含んだ試合運びを
むざむざ許すほど甘い相手ではないから
あとでも先でも大した違いはなかろう。

最初にカメルーン―デンマーク戦を予想してみたい。
ともに第1戦で負けた両チームは絶対に勝ちたい一戦である。
オランダ戦を残すカメルーンは引き分けるとほぼ絶望。
(2連勝したオランダの手抜きだけが希望の灯)
デンマークも日本戦には絶対に勝たなくてはならなくなる。

揃って勝ちにいく試合なれど、
こういうケースは往々にして引き分けるものだ。
したがって引き分け確率を60%とみたい。
そしてお互いの勝利は20%ずつといったところか。
日本にとって最善の結果はもちろん引き分け。
3チームが1勝1敗1分けで並んだ場合を想定すると
0−0が理想的である。
いずれにしろデンマークとの第3戦は
引き分けでも勝ち抜ける状況にしておきたい。

さて明日のオランダ戦だが、もし引き分ければ
決勝トーナメント進出は限りなく現実的となる。
負けるにしても1点差に抑えたい。
そこで岡チャンの代わりに
J.C.オカちゃんが監督になってみた。
秘策は森本・本田の1−1トップと
阿部・稲本のダブルアンカー。
くれぐれも最終ラインの4人をいじくってはならない。
連中は慣れないことを強制すると必ずポカをしでかす。

日本のことなど眼中にないオランダかもしれないが
デンマークに2−0で勝ったあと、
日本のゲームをしっかりと観戦しているハズだ。
日本ではなくカメルーンを分析するために。

では、スターティングメンバーの発表です。

       森本
       本田
 松井          俊輔
   稲本      阿部
長友  闘莉王  中澤   駒野
       川島

カメルーン戦とは打って変わり、
上手くすればオランダが面食らってくれるかもしれない。

戦略はセンターサークルに待機する森本を
逆襲の縦パス1本でとことん走らせる。

トップ下の本田にある程度、ボールを落ち着かせる。

松井&俊輔のキープ力とドリブルで
ゲーム展開にメリハリを付ける。

稲本&阿部以下、DF陣には
FKを取られても安全な距離でガツガツ当たらせる。
チョー激しいチャージをハナからハデに見せて脅すのだ。
1点は献上してもケガをしたくないオランダに
そのあとムリをさせないため、きわめて重要なポイント。
とにもかくにも2点以上取らせてはいけない。

最終ラインはドン引きしないでラインを上げ、
常に背後へのダッシュを念頭におき、
相手のシュートはもちろん、クロスにも身体を張り続ける。

そして最後はクリーンシュートにめっちゃ強い、
川島のセーヴ力と運気にすべてを託したい。

オランダの勝利:70%
引き分け:25%
日本の勝利:5%

日本の勝ちだって野球のピッチャーの打率くらいはあるのだ。

さあ、明日は日本国民こぞってTVの前に
「8じ半だョ!全員集合」

 
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2010年6月18日(金)

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