「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1089回
小沢一郎は♠のエース

当「食べる歓び」は食にまつわるコラムなので
ほかの話題はあまり取り上げてこなかった。
スポーツ・芸能だけが例外である。
政治・経済にいたっては意識的に
いや、無意識のうちに避けてきたかもしれない。
とりわけ経済に関しては“大御所”を始め、
先生方が揃い踏みするQさんコラムのことである。
J.C.とて、赤ッ恥だけはかきたくないもん。

そんな思いでいたが
ことここに至り(どこに至ったのだ!ってか?)、
ちょいと言わせてもらいましょうか、てな気分になった。
実は民主党代表戦のことである。
泣いても笑っても(泣いたり笑ったりする人が
たくさんいるとも思えないけど・・・)、
1週間後に勝敗は決する。

1日の共同記者会見を見れば、
どちらが勝つか、あるいはどちらが勝つべきかは
誰の目にも明らかで、小学生でも容易に判断できる。
それにしても小沢一郎の不人気はどうしたことだろう。
というか、あの世論調査っていったい何なのだ?
これがネット調査だと、一転して小沢リードというから
ネットオンチばかりが世論調査の答え手なのだろうか。

小沢と菅の政治家としての力量差には相当の開きがある。
かたやメジャーリーガー、
こなた甲子園球児といったところだ。
菅には悪いが彼は貝割れ大根を
ムシャムシャと2人前、平らげただけの人。
J.C.はその当時から一貫してそう決め付けている。
一方の小沢はここ四半世紀、
日本でもっとも優れた政治家であり続けてきた。
およそ20年前のことながら
アメリカ政府がリスペクトする日本の政治家は
小沢一郎しかいないことを
ウォール街で働いていて肌で感じた。
回り道、あるいは迷い道、はたまたけもの道、
総じていばらの道を歩んだ末に
今ようやく総理の座につこうとしている小沢である。

この国はこれまでロクでもない首相を乱造して
列強の失笑をどれだけ買ってきたことだろう。
最強のカード、♠のエースを使わずに
いや、エースの存在に気づきもせずに
屑札ばかりで勝負してきた。
これじゃ国際Aマッチで勝てる道理がない。
たまにキングやエースが出てきても、いいとこ❤どまり。
貝割れオヤジなんか、♣の9か10が御の字で
ちょいと贔屓目に見てやってジャックがせいぜいだ。
加えて仲良し♣の取り巻きがヒドすぎる。
人は滑って底に落ち、葉は燃えつき焼原。
崩壊寸っぱにペンペン草が生え、
の上のんぼは干上がっている。

エッ? 歴代首相では小泉が♠のエースだろう、って?
トンデモない、あの容貌はどう見てもジョーカーでしょうよ。
エッ? ジョーカーはオールマイティで最強だろう、って?
バカ言っちゃいけません。
真っ当なゲームにジョーカーの出る幕なんかありゃしませんぜ。
ババが出るのはババ抜きだけと、昔から相場が決まってやんす。

 
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2010年9月7日(火)

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