「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1191回
ドラマより ドラマチックな 日韓戦

昨日のコラムではQさん編集部の担当者、
N雲サンに無理をお願いして
締切り後の“日韓戦がらみ記事”を冒頭に挿入してもらった。
それでもまだもの足りなさが残るので加筆したい。

末脚を残して競り負けるのは悔いが残るが
残り30分もあるのに脚を使い果たしてのアップアップは
酸欠の金魚じゃあるまいし、観ていて嘆かわしい。
中1日少ないうえに
準々決勝で苦労してきた韓国を少しは見習ったらどうだ。
問題はみんなが同時に脚を止めることで
自分が止めてもほかの誰かが代わりに
動いてくれるとでも思っているのかね。
まあ、選手にしてみりゃ判っちゃいるけど
脚がついてこないということなのだろう。

そして守りを固めたつもりが仇となり、失点するパターン。
絵に描いたような“ドーハの悲劇”の再来だった。
途中交代で入った活きのいい選手がまったく機能しない。
小野伸二、もとい、牧伸二じゃないが
ア〜ア〜ア〜、やんなっちゃった〜、である。

後半の初めまで日本チームは魅力的なサッカーをしていた。
長谷部でボールを落ち着かせ、遠藤とともに配球しながら、
韓国とは異常に相性のいい本田が攻撃の基点となる。
中央を独楽ねずみのようにかき回す岡崎と香川。
海坊主・チャドゥリの裏を何度も取った人間機関車・長友。
みなさん、大変よくできました、花マルです。
ただし、逆サイドの内田が長友並みにエグっていれば、
90分でもう1点取れていた。
攻撃陣(サイドバックを含めて)で
末脚を残していたのは内田、オマエだけじゃないか。
いい若いモンがもっと仕掛けなくてどうする、バカタレが!

岡崎・長友の2人は“山椒は小粒でピリリと辛い”の典型例。
試合後、J.C.はこのコンビを、
ぴんから兄弟ならぬ、ぴりから兄弟と命名した。
ついでに香川を加えて、びりからトリオにするか。
そう、そう、“動きの中”ではパッとしなかったくせに
本田のミスショットには値千金のフォローを見せた細貝も入れて
びりからカルテットにしちゃえ。
ええい、面倒だ、きゃ奴らをまとめて
ちびっこギャングと呼ぶことにしよう。

そして忘れちゃならない、われらが守り神の川島様である。
神様・仏様・稲尾様・川口様・川島様。
実に様々な“様たち”が日本を守り続けてくれてきた。
もっとも稲尾様が守ったのは日本じゃなくて
西鉄ライオンズだけれどね。

さて、一方のシマではオーストラリアが6−0の圧勝だとサ。
「あの勝ちっぷりじゃ、日本もアブナいぜ」ってか?
フン、心配ないよ、モーマンタイ、ノープロブレム。
以前にもこのコラムで書いたが、
ああいうドイツ的な時代遅れのサッカーはもう怖くない。
同じタイプで格上のドイツやイングランドとやらせてご覧なさい。
豪州は5回戦っても1度も勝てないだろうが
日本なら最低1つは勝つでしょう。

あっちの準決勝は豪州がウズベキスタンにした弱い者イジメ。
「ウドの大木軍団」はびりからトリオをはじめとする、
ちびっこギャングには相当手こずるハズだ。
ちびっこ香川のドイツでの活躍がそれを立証している。
 大男 頭に知恵が 回りかね
サッカーの場合、大男の弱点は頭ではなく足元。
極力、空中戦を回避し、地上戦に持ち込みたい。
「でも、やっぱり6−0の攻撃力は脅威だよ」ってか?
判らない人ですねアナタも・・・ったく。
昔からこの国ではああいうのを
三振前のバカ当たりって言うのっ!


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2011年1月27日(木)

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