「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第1213回
「食べる歓び」から「生きる歓び」へ

さて「食べる歓び」も余すところあと2回になりました。
3月からスタートするオウンページの「生きる歓び」では
多少なりとも守備範囲を拡げるつもりですが
やはり“飲んだり、食べたり”に軸足を置きながら
書き綴ってゆくことになりましょう。

日々を過ごすことは人生を生きることにほかならないが
自分はいったい何に、どこに
「生きる歓び」を見出しているのか、考えてみた。
 読む、書く、観る、聴く、語る、
 造る、飲む、食べる、歩く、旅する、
 恋する、愛する、夢見る、感動する

現在・過去・未来を俯瞰すれば、
ざっとこんなところだろう。

人によっては
 買う、指す、打つ、描く、撮る、
 弾く、歌う、踊る、演じる、編む、
 釣る、走る、泳ぐ、もぐる、生ける、
 立てる、くゆらす、運転する、
 操縦する、操舵する

なんてのも含まれるだろう。

中には
 盗む、だます、脱ぐ、覗く、触る
悪の道、あるいは変な道に進んでしまったヤカラもいよう。
そういう人は一日も早い更生を目指してください。

とまれ、他人様に迷惑を掛けず、
歓びを実感しながら生きていければ
これに勝る幸せはない。

千二百余話に渡る「食べる歓び」だったが
シリーズものがいくつかあり、
今年1月から始めた
 にせどろシリーズ
連載当初からの
 あのころのニューヨークシリーズ
と、
 男の手抜き料理シリーズ
以上3つがまだ続いている。

「生きる歓び」ではそれぞれに
 にせどろ千夜一夜
 古く良かりしニューヨーク
 男やもめのキッチン

とタイトルを変えて存続させてゆく所存。
引き続き、ご愛読をお願いいたします。

この原稿を書いている今は24日の午後3時。
今日のブランチ(朝・昼兼用)は自分で作った。
メニューはかくの如しである。

 ・ハムエッグ(滝沢ハムのもも切落とし、ニッパイの葉酸玉子)
 ・キャベツ&ピーマンいっぱいのソース焼きそば
  四万十産青海苔たっぷり掛け1/2人前
  (マルちゃんの生麺使用、豚肉抜き)
 ・ねぎ入り納豆(ミツカンくめ納豆タレ不使用、辛子と醤油で)
 ・冷やしトマト(産地不明)
 ・自家製大根皮の味噌漬(土浦産手造り味噌・日本酒・醤油)
 ・茄子とニラの味噌汁(味噌同上、煮干し&羅臼昆布出し)
 ・炊き立てごはん軽く1膳(秋田産あきたこまち)

食べながら思った。
週明け月曜はいよいよ最終回、
グッド・タイミングだから
最後の晩餐について書いてみようと――。


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2011年2月25日(金)

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