第151回
商品名・イベント名・キャッチコピーの公募で一儲け その3

さて、「公募に応募」実務編の続きです。

「どうすれば受賞できるのか?」
これがこの仕事の最大のポイントだと思います。
しかし、こればっかりはあくまでも
応募作品のクオリティが問われます。
したがって、コレといった入選方法は無いというのが実情。
しかし、いくつかのアドバイスは可能だと思われるので
以下に紹介してみましょう。

●これまでの受賞作品の傾向を調べる。

これまでの受賞作品に共通のテイストが見つかれば、
審査員が変わっていない限り、
同様のテイストを持った作品で応募するべきでしょう。

●ご当地自慢を調べる。

前出の「北海道立北方四島交流センターの愛称募集」など、
自治体のネーミングやマスコットデザインに応募する場合、
横文字のカッコイイ名称で応募してもダメ。
やはり現地の「ご当地自慢」や「特産物」などを調べ、
それを絡ませて作品にした方が入選確率はアップする(註1)。

●審査員や関係者になりきってみる。

自分が審査員だったらどのような作品を選ぶか、
自分がその企業の社長だったらどんな作品を選ぶか、
想像力を働かせて考えてみる。
例えば、企業の愛称や社章デザインなどの場合なら、
その企業は今後どのようなイメージを打ち出すために
作品を公募しているのか?
もっと親しみを持ってもらうためか?
先進的なイメージを持ってもらうためか?
このように考えれば、応募作品のイメージも固まってくるハズ。

いかがだったでしょうか? 
最後に筆者タニグチからのアドバイス。
取りあえず何でも良いから
入賞経験を重ねてみたいというヒトは、
賞金の安い、知名度の低い公募が狙い目。
逆にプロへの道を目指してるようなヒトは、
知名度のある大型賞金付きの公募へ応募するべし!


註1: ムネオハウスは例外中の例外ですよ(笑)。


←前回記事へ

2003年3月20日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ