第171回
「パソメシ」番外編 パソコンは自分で作るもの! その8

「DOS/V系自作パソコン雑誌」なるものは、
それまでにも何度も購入したことがありました。
しかし、筆者タニグチは前述した通りの
Macフリークであるため、自分の興味があるページ、
つまりMacと共有している情報のページや
UNIX関連のページのみ眼を通し、
後のDOS/V系マシンの自作ページは読み飛ばしていたのです。
こう書くと実にもったいない
読み方をしているように思えますが、
コレぞ「100円雑誌」の醍醐味と言って良いでしょう(笑)。

しかし、その日はどういう気まぐれか、
DOS/V自作パーツのページにも眼を通し始めました。
予想通りとはいえまったく紙面の意味が分かりません
「BIOSってなんのこと?」「intel以外にも
マザーボードを作ってるメーカーがあるのか?」など
今では笑い話のような疑問続出です。

実は、この時までに筆者タニグチは
愛用Macのケースを開けて内部の改造に取り組んでいたのです。

筆者タニグチは仕事がら猛烈なキーボードフリークで、
現在も約10枚のキーボードを所有しております。
現在メインで使用しているのは
旧型Apple拡張キーボードというタイプ(註1)で、
コレはUSBではなくApple社の古い規格ADBで
直接マシンと接続するタイプなのです。
その為仕事で使用するMacは
ADB規格のインターフェースが残っている
旧型(ベージュ色)のPowerMacでなければなりません。
あの「iMac」で一世を風靡したトランスルーセントカラーの
オシャレなPowerMacG3ではダメなのです。

ベージュ色のPowerMacG3(註2)は古いです。旧型です。
今や中古で3万円台で販売されてます。
でもコレでなくてはならないのです。キーボードの為に(笑)。

なにやら本末転倒ですが、そういうコトなのです。
で、この旧型のMacを現役でバリバリ使う為には
色々と改造しなくてはならなかったワケなのです。



註1: このような店(?)では回収業者が拾ってきた雑誌を1冊50円で買い取り、それを100円で販売していることも承知しております。
註2: Appleのマシンはマザーボードのコードネームで呼ばれるのが一般的です。
その方法でいうと筆者のマシンは「Gossamer」です。

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2003年4月9日(水)

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