ガンを切らずに10年延命-関根 進

再開!元週刊ポスト編集長の目からウロコの体験秘話!

第235回
身もこころも「すっきり」させるには?


わが子のヒルシュスプルング病
(先天性腸管無神経節症)という難病を
「食の改善」によって克服した岩手・の鈴木美感子さんは、
とうとう、地元の有機農家の方たちと連携して、
地元発信の産直通販店=「マグノリア」(※1)を作った――、
いま、米、味噌、梅干しを中心とした
まさに、「台所発信」のスローヘルスな輪を
全国に広げている人です。

「むすび」誌8月号(※2)の巻頭大特集は、
くしくも、ガンを切らずに治して12年の僕と、
お子さんの難病をマクロビオティック食養生法で
直した鈴木美感子さんの
≪難病は食べて治す≫の実証対談となりました。
その後篇を、第232回に続いて紹介したいと思います。
題して、≪見つめる〜台所から見直す食の原点≫の話の後篇です。

               *

関根 「一病息災」というか、「大病息災」というか、
そこまでいかないとなかなか気づかない。
ぼくなんかガンじゃなかったら、
ここまで養生というか人生再設計の工夫はできていない。
もう年をとったせいもあるけれど、
もう体を冷やしたらアウトですからね若いうちは
熱量多いから回復力が早いけれど。
そういう一病息災というか、大病息災というか、
それを不運と思わないで、
幸運だと思って自分の思うように人生を作らないと、
おもしろみはないですよね。

さて、鈴木さんは、最近、体だけではなく、
こころや魂の領域でエネルギーを高め
カウンセリング活動に力を入れているようですが、
もうひとつの「ビアン・アエレ」という癒しのサロンを開いた。
このカウンセリンング活動は、どんなヒーリングを使うのですか?

鈴木 「ビアン・アエレ」とは
「とても風通しがよい」といった意味ですが、
ハンズオンヒーリングといって
「カラーボトルセラピー」という色彩心理学です。
色の意味があって選んでいただく。
12本の中からえらんでもらう。
それで自身の状況をよみとります。
でもチャネリングや霊媒師のようにこちらから
あなたはこうですねというのではなくて、
自身のなかにあるものをだしていただくという、
ほんとカウンセリング手法でやります。
そうすると自分で気づかなかったことが、
なるほどねと、思ったりすっきりする。

それからシンボリックリーディングといって
潜在意識にある情報を読み取って、
たとえばりんごを見たときに人によって
りんごのイメージの意味するところがちがう。
好きな人、嫌いな人、昔の思い出でと心理、意識が結びついて
インプットされているらしいんですね。
それをひっぱりだしてきて
ブロックしているものを取るとか
何かしたい時の答えを自分のなかから引っ張りだす。
それも、わたしがというよりは、
その方の言葉で出してもらうというカウンセリング手法なんです。

(次回に続きます)

※1 「マグノリア」
http://www8.ocn.ne.jp/~bienaere/

※2 「むすび」誌
http://www.macrobiotic.gr.jp/publication/musubi/top/


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2010年8月23日(月)

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