ガンを切らずに10年延命-関根 進

ベストセラー「ガンを切らずに10年延命」の著者
(元・週刊ポスト編集長)再開・新連載!

第15回
続・一人の親友は百人の親類より尊し

ともあれ、以下、いつも兄弟のように付き合っては
バカ話を楽しんでいる親友“布袋さん”と“絶倫くん”には、
事前にメールで知らせ、病院に飛んできてもらいました。

内容は、以下のように、なるべく簡潔な内容で打ち明けました。
僕の苦衷を察してか、仕事の挟間を縫うように、
東京から川越の病院まで愛車を飛ばして駆けつけてくれました。
まさに「親友は≪薬≫より有難いものだ」 と勇気づけられました。

「布袋(ほてい)さん
電話を有難うございます。本日、再入院。
10月19日 手術します。
まだ、だれにもいってはおりませんが、
布袋さんですから、本当のことを申し上げておきます。
検査の結果は、じつは予断は許さない症状なんです。
「胃ガン第4期 肝臓転移」です。
ま、手術の腕っこきの名医に頼んでありますので、
心配していませんが、
よほどのことがないかぎり、ポックリとはいかないと思いますが、
何が併発するかも知れませんので。
もし、時間があれば、手術前にお会いできればと思います。
次の一句が今の僕のいつわらざる本音かな(^0^)。
●カミさんと 涙も笑いも 二等分〜

「絶倫(ぜつりん)くん
いろいろ検査の結果、ずばり「胃ガン第4期」です。
19日に「割腹」の予定。
というのは、胃の出口に腫瘍が膨れて、
食べ物がスムースに通らず食欲不振では、
日常生活に支障をきたすので、
とりあえず、通して貰う事としました。
もう、有難いことに、12年、いろいろやってきまして
思い残すこともないですから、腹を開いて、
ややこしい災害が見つかれば、
またじっくり考えていこうと、先生とも話しました。
でも、不思議というか、内視鏡で見る限り、
食道ガンの方は、まったく「完治」しているのにはびっくり。
ガンって、やはり、人間の弱みを見つけては、
寿命を縮める、おじゃま虫なんですね。心境を一句。
●川越に 終の棲家(ついのすみか)を 見つけたり〜

また、一度もお会いしたことのない、
hiQの愛読者の皆さんからも励ましと、
連載再開を熱望する、たくさんのメールをいただきました。

「関根さん こんにちは
10年延命のサイン入り御本を大切にしているSです。
心配しています。
帯津先生がついていてくださるので安心なのですが、
やはり心配しています。
お会いしたことがない関根さんですが
本とブログでお話したことがある様に感じます。
≪あわてない あまたみちある あなたなら≫
どうぞ お大事になさってください。
憚りながら お見舞い申しあげます。」(Sさんより)

「関根さんのコラム、全部拝見させていただいております。
健康の養生訓大変に勉強になります、
また人生訓にもなっております。
特に、コラム休憩前の一週間ほどの記事が、
人生の喜怒哀楽、関根さんの優しさが感じられました。
私は、メールは、不慣れであり今回で2回目です、
つたない文章ではありますが、
私の感謝の気持ちを表したいのと、
関根さんに、ぜひ健康になって、いただきたく
メールを差し上げました。
再度コラムの続編を、お願いいたします。
タバコをやめられない57歳の読者より・・・
頑張れ関根進!」(Iさんより)

「関根様 
ゆっくり養生し、またコラムを書いてください。
楽しみにしいます。」(Mさんより)

これらの読者の皆さんからの思わぬエールは、
大いに自然治癒力を高めるエネルギーをもたらしてくれたようです。
有難いことだと、改めてお礼申し上げます。


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2010年12月8日(水)

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