ガンを切らずに10年延命-関根 進

ベストセラー「ガンを切らずに10年延命」の著者
(元・週刊ポスト編集長)再開・新連載!

第25回
ホメオパシーは、いかがわしい療法か?

僕は、今回、帯津先生がいま提唱している、
身・魂・心の全体のエネルギーを上げる、
「見えざる力」=自然治癒力をもたらす、
ホリスティック医療戦略を、
具現化した西洋伝統医学=
ホメオパシー療法を「まずは、
お願いしたい」と申し出ました。

さて、ホメオパシーは癒しの療法か? 
いかがわしい療法か?
いま、マスコミが盛んに話題にしていますが、
なぜ、僕が、
西洋現代医学=「アロパシー」(異種療法)とは対極にある、
西洋伝統医学=「ホメオパシー」(同種療法)

戦術的治療のひとつに加えたのか?

もう少し、西洋伝統医学=「ホメオパシー」について、
僕なりの考え方について述べてみたいと思います。
「大辞林」によると、ドイツ語では、ホメオパチー 。
≪一九世紀前半、ドイツのハーネマンが提唱した治療法。
すべての病症を、それと同様の症状を起こす薬物(*レメディ)の
微量をもって治療するというもの。同毒療法。類似治療法。≫
と解説されています。

さあ、あなたは、この判じ物めいた解説が
何のことかよく理解できるでしょうか?
ホメオパシーとは、「手術」「化学薬」で、
病気を切ったり、叩いたりする、
いまの西洋医学の発想と治療法に慣れてしまった
僕たちには、ちょっと理解しにくいところがあります。
故に、非科学的で、いかがわしい療法だと
「断罪」される所以ともなっていると思います。
また、解説書の中には「毒を持って毒を制する」療法だと
定義するものもありますから、
なにやら、呪術っぽい、恐ろしげな療法だと、
腰が引けてしまう人も多いものです。

また、実際の治療現場では、トラブルもいくつか起こったようです。
医師ではない者も治療に当っていることに問題ありと
指摘する向きもあります。

しかし、西洋伝統医学=「ホメオパシー」(同種療法)は、
西洋現代医学=「アロパシー」(異種療法)とは対極にある――、

つまり、心身から病気を押し出す「自然治癒力」を大事に考える
まさにホリスティック医学の戦略に叶った療法だ――と、
帯津医師の話や本から聞き、
この療法の歴史の中でシフトされた、
ホメオパシーの細かい理屈や治療法は、
あまりこだわらず、僕は窮地の際で、
ホメオパシ―療法の「見えざる力」に「直感」で着目したわけです。


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2010年12月18日(土)

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