ガンを切らずに10年延命-関根 進

ベストセラー「ガンを切らずに10年延命」の著者
(元・週刊ポスト編集長)再開・新連載!

第47回
むくみ、肝臓に「おばあちゃんの知恵」(1)

僕が「末期ガンと向き合っている」という噂を聞いて、
マクロビオティック玄米菜食法を指導してくれた、
食養指導者の山村慎一郎さんからも
早速、電話やメールをいただきました。
昨年の暮れのことでした。

山村さんは1949年、岩手県生まれ。
マクロビオティックの実践的な食事指導の第一人者。
1999年、アメリカにある
久司道夫さんのマクロビオティック普及財団
「クシインスティチュート」で修養。

帰国後、故郷岩手の詩人・宮沢賢治の童話
「セロ弾きゴーシュ」にちなんで
「ゴーシュ研究所」を開き、
「望診法」をベースにしたマクロビオティックの食事指導を始めました。

現在、日本CI協会や正食協会のほか
全国の食事講座で講師として活躍し
食事と手当法の指導、半断食合宿の指導なども行っておられます。
*望診法は、マクロビオティックの陰陽五行・易に基づいて、
患者の全身や局部、舌、手足などの色や形態を観察し、
病状を知る診察方法。

山村さんには、若い女性に人気のベストセラー
「美人のレシピ―マクロビオティック望診法」があります。
いまは、東京で初の望診法指導士養成講座ということで、
全講座受講者は望診診断ができるまでの知識を
身に付けることができ、山村慎一郎先生認定の
「望診法指導士養成講座修了証書」が授与されます

ちなみに、僕のような胃ガン手術を受けた患者は、
血液中のアルブミンというたんぱくの一種が、
悪くすると腎臓病のときは尿に、
肝硬変や末期ガンのときは腹腔内(腹水)に出てしまい、
足のむくみや腹水を出現させることとなるわけです。

腎臓病によるむくみは顔やまぶたに現われ、
特に朝ひどくなる。もう1つの場合として、
リンパ液の流れが妨げられる結果、
むくみを生じるものもある。現代の西洋医学では、
むくみを取るために、強心剤(ジギタリス)、
利尿剤、アルブミン製剤などの投与を行われますが、
いずれも対症療法にすぎず、
また過度の服用は副作用も大きい――といわれています。

では、マクロビオティック望診法に基づく、
食養指導者・山村慎一郎さんのアドバイスはどうか?
僕の顔艶を見、お腹や足を触って、
次のようなアドバイスをくれました。

「足のムクミが止まったとのこと良かったですね!
肝臓の手当てには≪里芋湿布≫を肝臓に貼ってください。」

(続きはまた明日)


←前回記事へ

2011年1月9日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ