ガンを切らずに10年延命-関根 進

ベストセラー「ガンを切らずに10年延命」の著者
(元・週刊ポスト編集長)再開・新連載!

第72回
「少欲知足」と「強欲贅沢」の挟間

ま、ガンさんとの付き合い=
いのちとの折り合いとは、
年齢を加えれば加えるほど、
「少欲知足」と「強欲贅沢」の挟間に、
くんずほぐれつしながら生きている――
これがホンマの姿なのでしょう。

しかし、すでに医師たちから、
「末期ガン」「余命半年」の宣告を受けた身としては、
それを神経質に考え込む
時間も必要もありません。

なんとか
「游息の境地に浸って過ごそう」――、
「ゆったり生きて、気楽に死のう」――、
「いっときでもご機嫌に過ごしていこう」――、
こんな感じでいいのではないかと、
心底、そう思っています。

ところで、僕は13年前に食道ガンを「手術」せずに、
放射線+抗ガン剤+
複合漢方薬・天仙液+健康食品・SOD――の
直感的組み合わせで延命したわけですが、
ガン友の一人にKさんという、
僕より1年先に複雑な胃ガンになり、
手術や放射線や抗ガン剤治療の後、
やはり、天仙液などの漢方や代替療法を組み合わせて
10年間、元気に過ごしておられた方がいました。

ところが、5年前の夏、風邪を引かれて、
胃ガン再発、腹部リンパ転移で、
強い抗ガン剤の治療を受けて、
腹に腹水がたまり、苦悶の末に、
残念にも、5か月後にお亡くになりました。
いつも明るい方でいい人でした。

漢方薬が苦くて飲めないときは
「アーモンド・ナッツを食べてから飲むと
スムーズに入りますよ」
などと、自分の体験をいろいろと
親切に教えてくれたのを思い出します。

続きはまた明日。


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2011年2月3日(木)

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