第8回
私はこれで会社を辞めました
「もうこの会社にはいられない」
とOLが思うときがあります。
仕事の内容が合わない。
同じ事の繰り返しで、頭がおかしくなってしまう。
こんな人間になるために頑張って受験勉強をしたんじゃない。
お昼の時間に同じ人と食事をし続けるのが、バカげている。
毎日同じメンバーで、同じ場所で同じような物を食べる。
会社はまるで拷問の場です。
周りの年配の女性を見ても、ぱっとしない。
当たり前です。
同じ事を繰り返していても、退屈しない人しか
残っていないのですから。
無能な人に至っては、他人の粗探しにばかり
情熱を傾け始めます。
そんな女性がいる所に誰が魅力を感じるのでしょうか。
OLが仕事を辞めるときには必ず考えると思います。
憧れの対象となる女性が周りにいるか。
一人や二人はいるでしょう。
しかし、大半は違います。
「ああなってしまうのか。」と思うと愕然とします。
未来が見えてしまっているようで怖いのです。
変化をし続けたいのに、できない。
間違った方向にいったとしても、人は考えます。
何故間違えたのか。何処を工夫すればいいのか。
節度があって、美しく、優しい女性にみんななりたいのです。
歳をとるのも、悪くはないな、かっこいいなと
若い女の子に思わせちゃうような女性になってしまおう。
たとえ、水面下で足をバタバタさせていても。
「周りに魅力的な人がいないから、会社を辞めた」
と思われないような職場になったら
きっと世の中は変わります。
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