第14回
服を買いたい!
どのくらいの服を持っていたら、満足できるのでしょうか。
クローゼットが長い間着ていない服で
あふれかえっている人はいませんか。
少し前の私がそうでした。
服は簡単には傷みません。
15年前に買ったセーターだって、殆どいたんでいないのです。
高級な服を買う人ほど
こんな悩みを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、毎年バーゲンはやってくる!!服を買いたい!
15年前のセーターでは完全に時代遅れなのです。
クローゼットがどのような状態であれば、整理整頓が楽になり、
すっきりした心情でいられるか。
私の経験では、7割から8割服が詰まった状態ではないでしょうか。
時代とともにファッションも変わります。
いつもクローゼットを身軽にしておくには、
手持ちの物を捨てるしかないのです。
新陳代謝のいいクローゼットを持たないと、
人は変わりつづけることはできません。
お金を持っていようが、いまいが、
人は大抵の場合一日に一パターンの服しか着ません。
ということは必要な服は限られているのです。
パンパンになったクローゼットから
服をかきわけて着たい服を探す、
というようなことはしたくないはずです。
最近、背広に限って
紳士服店での下取りをしてくれる店も出てきました。
服がリサイクルされて、別の商品になることがわかっていれば、
捨てることに対する罪悪感は少なくなるでしょう。
時代とともに服を変えて新陳代謝を良くする。
自らに課すことで、新しいものに対する拒絶反応を起こさない
習慣ができるかもしれません。
|