第19回
娘とお母さん
娘は怖い。
自分のお父さんやお母さんに対して容赦がありません。
お父さんのような男性と結婚したくないとか、
お母さんのような人生は送りたくないなどと
平気で批判をします。
特に同性であるお母さんに対しては友達以上に厳しい。
年頃の娘さんをもったら、なかなか大変です。
「もう、こんな服は着ないで欲しい」
「おばさん専用の服屋はかっこうが悪い」
と言いたい放題。
そこで、子育てに翻弄されていたお母さんは
時代が過ぎたことに気付くのです。
街にでれば、自分の若い頃のファションとは全く違った
ものが流行っています。
そこで娘の言うことが素直に聞けるか、聞けないかは
今後の大きな分かれ道になります。
デフレで若者の服は以前に比べて安くなっています。
デザインも今風。
白いブラウスを買うにも、若者の店で買うのと、
年配専用のお店で買うのとでは値段が全く違います。
しかし、お母さんは若者の店に一人で入れない。
ここで娘さんが登場するのです。
娘の洋服を買いについて来たお母さんならば、平気ですね。
銀座を歩く綺麗なお母さんは綺麗なお嬢さんと歩いていることが
多いようにおもいます。
大切なことを忘れないでください。
若者の店のサイズは少し小さめです。
ご自分の体型に自信のあるお母さんも
大きめのものを試着してください。
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