第45回
リズム感のある暮らし
仕事を辞めたことはありませんか。
私も勤めを辞めた事があります。
今まで会社に時間を管理してもらっていたのに、
いきなり自由になってしまうと
時間の管理に困ってしまいました。
やりたいことは無限にありますが、
やらなくても済んでしまうことも無限にあります。
どのように時間を管理すればいいのか、
これからちゃんとやってゆけるのか不安になりました。
私の知人は朝と夜が全く逆転してしまい、
人間らしい生活に戻りたい、
と言ってすぐに再就職しました。
自分で時間を管理することが苦手な人は、
勤めるということも一つの手段だと思います。
私は仕事を辞めて、やりたいことが無限にありましたが、
それをどうやって
24時間に押し込めたらいいのか迷いました。
やりたいことを焦らずに、
確実にこなしていくことが大切です。
とにかく、時間にルーズになってしまい、
髪の毛もとかずに、化粧もせず、寝起きのままの服装で
何もしないで一日を過ごすといことがないように
しなければならないと思ったのです。
人から、「家に居るから、綺麗でない」
と言われてしまっては、恥ずかしいではありませんか。
そんなときに、作家の塩野七生さんが
午前9時から午後2時までを執筆の時間に充てて、
それからは自由時間にしていると知りました。
私はこれを真似してみたのです。
私は午後に脳みそがあまり働きませんので、
午前中に集中して頭を使うことにして、
午後からは掃除や銀行に行くというような、
雑用に充てました。
毎日同じことばかりをするのは、マンネリになって
日常生活が味気ないものになってしまいます。
しかし、ある一定の時間だけは、決まったことをする
という時間割を作るというのは時間の軸ができ、
一日にリズムが出来ます。
簡単な時間割を作って、リズム感良く暮らしてみませんか。
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