第46回
女性の直感にご用心

女性の直感はよく当たります。
男性ならば、一度や二度は恐い目にあっているでしょう。
彼女とのデートをすっぽかして
「仕事で抜けられない」と言い訳をしながら、
男同士の飲み会に出た次の日に、
「男友達の誰それ君は元気？」と彼女に聞かれ、
「昨夜一緒に飲んでたけど、元気だった」
とちょっとしたことでボロがでてしまう独身男性。
ちょっと臨時収入があった月に無駄遣いをして、
「今月は何でそんなに本が買えるの」
と当たり前の質問をされておののくお父さん。
「来週はお客さんと何処そこへゴルフ」
と言いながら、奥さんが車を整頓していて
全く逆の土地のインターの領収書が出てくる、
など枚挙にいとまがありません。

直感は女性が男性を疑う時にだけに
威力を発揮するわけではありません。
調べ物をしていて
理解できないことがずっと続いたときに、
「なんとなくこのやり方をすれば、できるんじゃないか」
という勘が働く時もあります。
「匂い」とでもいいましょうか。
その「匂い」に導かれて歩いてゆくと、
暗闇が一気に晴れることもあります。

女性が若く、美しい状態を保つにも、
この直感は生かせそうです。
「なんとなく、おもしろそう」
「あそこに行くと、いいことが起こりそう」
「これを身につけていると、力が湧いて来る感じがする」
「私は恋をしそうな気がする」
そんな雰囲気がする女性はなんだか素敵。
いいことが向こうからやってきそうです。
女性の直感は当たるんです。
使わないのはもったいないと思いませんか。