第72回
女性モードに戻るためのカーテン
私はこの5年間で、川崎、横浜、東京と3度引越しました。
そのたびにマンションの窓の大きさが変わり、
カーテンも替えなくてはなりませんでした。
最初の川崎のときは、
愛知県から持ってきたカーテンを使っていましたが、
なんとなく気分がすっきりしませんでした。
窓に対して、ほんの少しカーテンが長すぎたり、
丈が短かったりするので、
掃除を完璧にしても、
部屋の均衡がとれていないのです。
気にはなっていましたが、お金がなかったので、
そのままにしていました。
1年過ぎて、横浜市に引越しました時には、
少し張り切りました。
なんといっても、「浜っこ」です。
私は新しいマンションに引越した時に妄想するのです。
「浜っこ」のイメージはなんと言っても、
フランス映画に出てくるような可愛い部屋。
壁紙は賃貸なので、いじることはできません。
そこで、私はカーテンに目をつけたのです。
夢の部屋実現に向けて、私はカーテンの専門店に行きました。
が、そこでびっくり仰天。
「カーテンの高いこと!!!」
引越代に、雑費を入れると結構な金額になります。
その上、カーテンにお金をかけることはできませんでした。
私は軽い挫折感を感じ、
仕方なくホームセンターに行き、
その中で一番フランス映画のイメージに近い
カーテンを選びました。
東京に引越すことになった時にはもっと困りました。
窓が2mもあり、ホームセンターに
その長さのカーテンがないのです。
今度はさすがにカーテン専門店に頼みました。
予算の関係上、
理想のカーテンは買えませんでしたが、
可愛いレースのカーテンに落ち着きました。
カーテンのレースだけでも、
キュートな気分になることもあります。
外で戦士のように働く女性は、
家に帰った時に女性モードに戻りたいとおもいます。
カーテンもそのシュチュエーションを作ることができます。
どんな女性にも可愛い部分はあるのです。
皆さんはどんなカーテンで女性モードになりますか?
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