第83回
お肌に魅せられない男性はいない?
ある時のんびりTVを観ていました。
水に関するレポートだったのでしょう。
秋田の山奥に住むお母さんと娘さんが、
水の入ったコップを手に持っていました。
その時、私はTVに釘付けになりました。
TVのお母さんの肌の美しさに目を奪われたのです。
木目細かく、艶がある肌。
スタジオに居る、アナウンサーも同じとことを
感じたらしく、
「お母さんはそのお水で
お顔を洗っていらっしゃるのですか」
と聞いていました。
そのお母さんは、
「はい、そうです。毎日このお水で洗っています」
とこともなげに答えています。
東京のエステに行き尽くし、化粧品を試し尽くしても、
肌のトラブルから開放されない人が聞いたら、
「今までの私は何だったの?」
というような簡単な答えです。
私もその肌に魅せられました。
ある日実家に帰ると、
母の肌が綺麗になっていました。
少し嫉妬を感じた私は、「何かやっているの?」
とその秘密を聞き出そうとしました。
母はおもむろに、冷蔵庫から
資生堂のアベンヌ・ウォ−ターを取り出したのです。
南フランスの温泉水です。
「これを化粧水を付け終わったあとに、
シャーと首まで吹き付けると肌の調子がいいの。
近所の薬局で3割引で売っているよ。」
私はその日から熱狂的な
アベンヌ・ウォ−ターのファンになりました。
これといって、化粧品に対してこだわはないのですが、
このアベンヌ・ウォ−ターだけは別です。
TVの秋田美人さんのように、
皆さんの周りにも水で綺麗な人は
いるのではないでしょうか。
水の質が良いために、
昔から米どころは美人が多いと言われています。
人の体は3分の2が水で出来ているのです。
もっと美容に水が注目されても良いのではないでしょうか。
それにエステが普及した理由は、
皆が肌に対してこだわりを持っているからです。
肌の美しさは、心の透明度を表すような
魔力を持っています。
どんな男性をも虜にしてしまいそうな、
不思議な力。
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