第131回
運動オンチの遠い夢
私は今まで運動らしい運動をしたことは有りません。
深い意味など有りません。単に運動オンチというだけ。
スポーツクラブに入るなんて考えたことも有りません。
今しているのも「散歩」のみ。
最近新聞や雑誌の健康特集が多く、
その記事を読んでいても「健康には適度な運動が不可欠です」
と書いてあるのが気に成り始めました。
私は運動をする人に憧れを持っています。
午前中に街に出ると、テニスラケットを自転車の籠に入れて
颯爽とテニスコートに向かう人などに出会います。
そのかっこ良さに惹かれ、
「運動をしてみたい」と関心を持ちました。
実はやってみたい事が有るのです。
それは、「気功」
色々な人とセッションをしていると、
音自体に「気」の有る人と無い人が居ます。
その「気」が人の意思や生命力ではないかと感じた為です。
テクニックとは別の問題です。
いくらテクニック的に上手くても、
センスのあるアドリブが出来ても
「気」のない音に私は魅力を感じません。
巨匠になると、「気」を超えて音に「オーラ」があります。
この「気」=「音」を受け止め、私は色々な気分になります。
「良い気」を受けた時には自分が透明な白色になるような
軽やかな気分になります。
反対に「悪い気」を受けると落ち着きません。
こうした体験できっと「気」には特別な威力があるのではないか
と感じた為です。
美容にも大きな影響があるのではないかと思います。
何歳になっても、体を自由に動かせるというのは
人間の一つの幸福。
しかも、スポーツをして楽しめるなんて一石二鳥?
私の未開発の分野で興味深々です。
何歳になっても知らない事や体験していない事は、
色々有るのだなとこの原稿を書きながらしみじみ感じています。
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