人生を楽しみ、豊かにすごすために

第59回
「日僑」って何?

今香港に来ています。
1990年代に7年間住んだ場所ですので、
いつ来ても第2の故郷のような気がして心が落ち着きます。

今回はハノイに事務所をオープンするに当たり、
設計・施行をお願いしている設計事務所との打ち合わせと、
私が尊敬していつもアドバイスを受けている
香港独立系最大の投資顧問会社の社長
Mr.MF Chanとのミーティングが目的です。

Chan氏は、香港では誰もが知るカリスマ投資アドバイザーで、
香港のマスコミにしょっちゅう登場する有名人です。
彼の世界市場への投資見通しは、次回書かせていただきます。

昨晩はハピーバレーにある
公共市場の上にあるレストラン街(ビルの中にある屋台街)で
夕食をとりました。
香港はB、C級グルメが多く私には最も楽しめる場所です。
ここは、庶民だけでなく、近くに住む香港俳優もたまに来る、
最高級屋台村?!といったところでしょうか?

設計事務所の社長は、久野さんといって、香港居住暦18年。
元松下電器の香港事務所長の方です。
香港、日本、ベトナムとアジア各地向けに、
内装・家具の設計、施工・製作をされています。
彼は、自分のことを日本人というより、
「日僑」と言ってくれと常に言われています。

一時代昔は、
海外に住んでいる独立した日本人は
信頼できる人が少なかったのですが、
最近は脱サラ・起業を含め優秀な方、
ビジネスで成功している方を多く見かけます。
香港でもそうしたネットワークを作る動きが出てきているようです。
他の場所ではどうなのでしょうか?

フィリピンでは、
私のアダムソン大学留学時代にお世話になった
大貫さんというかたが、
日本人会(駐在員でない日本人の会)の会長を務めて、
ネットワーク作りをされています。

いつしか、「日僑」が全世界で注目を浴び、
強いネットワークでつながれば面白いと思っていますが、
日本人はどちらかというと、お互いに助けるというより、
足を引っ張ったり、成功者をねたんだりする傾向が強く、
私は海外では日本人の助けを借りるというよりは、
華僑のネットワークを使わせていただいています。

でも、いつか自分たちの会社を海外市場で上場させて、
海外に住む独立した日本人達のネットワークを作りたいな
と夢見ています。


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2007年4月13日(金)

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