やがて本気で好きになります

第7回
とりあえず、この5枚!

前回まで、3回に分けて、ジャズへの入門方法を紹介しました。

しかし、いくつかのアルバム、書籍、DVDの紹介はしたものの、
具体的なジャズのアルバムはほとんど掲げていませんでしたね。

もっと具体的な「これがオススメ」という
アルバム名を挙げて欲しいという要望もあろうかと思います。

そこで今回は、
「この名盤5枚を抑えれば、ジャズの大筋は外していないぞ!」
というアルバムを、私自身の経験からセレクトしてみます。

アルバム名、
レーベル名、
ジャズマンの名前、
ジャズマンの演奏する楽器名の略号

の順番で記載してゆきます。

なお、楽器の略号のリストは近々アップする予定でいますが、
今回は、略号の隣に楽器名も記しておきます。


『サキソフォン・コロッサス』(プレスティッジ)
ソニー・ロリンズ(ts・テナーサックス)

『ワルツ・フォー・デビー』(リヴァーサイド)
ビル・エヴァンス(p・ピアノ)

『バードランドの夜vol.1』(ブルーノート)
アート・ブレイキー(ds・ドラムス)

『エラ・イン・ベルリン』(ヴァーヴ)
エラ・フィッツジェラルド(vo・ヴォーカル)

『ベイシー・イン・ロンドン』(ヴァーヴ)
カウント・ベイシー(p,cond・ピアノ、指揮)

以上の5枚です。

これらのほとんどが、1枚2000円以下で買えるものばかりです。
つまり、5枚買っても1万円以下。
ちょっとした出費で、
一応はジャズの基本中の基本をおさえられる
セレクションにしてみました。

もちろん、
この5枚を揃えれば万事OKというわけではありませんが、
ジャズ鑑賞においては、
ベーシックなセレクションだと自負しています。

この5枚を基本に「ジャズ耳」を養っていただければ、
比較的容易に
ジャズの興味の触手を伸ばしやすいのではないかと思います。

その理由は、次回にお話したいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――

『サキソフォン・コロッサス』
ソニー・ロリンズ

1.セント・トーマス
2.ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ
3.ストロード・ロード
4.モリタート
5.ブルー・セヴン


『ワルツ・フォー・デビー』
ビル・エヴァンス

1.マイ・フーリッシュ・ハート
2.ワルツ・フォー・デビイ (テイク2)
3.デトゥアー・アヘッド (テイク2)
4.マイ・ロマンス (テイク1)
5.サム・アザー・タイム
6.マイルストーンズ
7.ワルツ・フォー・デビイ (テイク1)
8.デトゥアー・アヘッド (テイク1)
9.マイ・ロマンス (テイク2)
10.ポーギー (アイ・ラヴ・ユー・ポーギー)


『バードランドの夜 Vol.1』
アート・ブレイキー

1.スプリット・キック
2.ワンス・イン・ア・ホワイル
3.クイックシルヴァー
4.チュニジアの夜
5.メイリー


『エラ・イン・ベルリン』
エラ・フィッツジェラルド

1.風と共に去りぬ
2.ミスティ
3.ザ・レディ・イズ・ア・トランプ
4.私の彼氏
5.サマータイム
6.トゥー・ダーン・ホット
7.ローレライ
8.マック・ザ・ナイフ
9.ハウ・ハイ・ザ・ムーン


『ベイシー・イン・ロンドン』
カウント・ベイシー

1.ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド
2.シャイニー・ストッキングス
3.ハウ・ハイ・ザ・ムーン
4.ネイルズ
5.フルート・ジュース
6.ワン・オクロック・ジャンプ
7.ウェル・オールライト・オーケイ・ユー・ウィン
8.ロール・エム・ピート
9.ザ・カムバック
10.ブルース・バックステージ
11.コーナー・ポケット
12.ブリー・ブロップ・ブルース
13.イエスタデイズ
14.アンタイトルド
15.シックスティーン・メン・スウィンギン
16.プリマス・ロック


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2005年9月5日(月)

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