やがて本気で好きになります
第27回 ジャズの街といえば、まずはニューヨークが思い浮かびますが、 ジャズをきちんと芸術として鑑賞してくれ、 特にロックの台頭で、 だから、パリで録音されたジャズは数多いのです。 いま、私の手元には2枚のパリで録音されたアルバムがあります。 1枚はフレディ・レッド(p)の『アンダー・パリ・スカイ』。 どちらも濃厚にパリを感じさせるジャケットです。 フレディ・レッドのジャケットは、 演奏のほうも、なんだかジャケットのレッドの顔が象徴するように、 もう1枚のデクスターのアルバム。 煙草を指に挟んだ男の迫力ある横顔。 でも、これのどこがパリだって? タイトルの文字に注目してみてください。 フランス国旗の色です。 このアルバムも先日紹介したブルーノートのアルバムです。 内容はお墨つき。 力強い、男性的なテナーサックスを味わいたい方には センチメンタルなパリでの演奏と、力強いパリでの演奏。 ――――――――――――――――――――――――――――
パリの空の下で、メランコリックなピアノを奏でる、フレディ・レッドの隠れ名盤。
デクスター・ゴードン快心の一作。 男一匹、テナー侍です。 |
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2005年10月21日(金) |
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