やがて本気で好きになります
第29回 前回、レッド・ガーランド(p)を紹介しましたが、 『ア・ガーランド・オブ・レッド』。 シンプルで分かりやすい演奏が楽しめます。 ここでいう「分かりやすい」は、 楽器の「役割分担」がハッキリしているため、 主役はあくまでピアノ。 ドラムとベースが気持ちよくリズムの土台を作り上げ、 ガーランドのピアノは非常に明快でシンプルです。 テーマの音数もセンス良く節約されているので、 そして、これが一番大事なことですが、 先日紹介した『グルーヴィ』も素晴らしいアルバムですが、 そしてブルースと、バラエティ豊かな選曲が光ります。 一枚のピアノトリオのアルバムに、 地味なジャケットのアルバムですが、おススメしたい名盤です。 ――――――――――――――――――――――――――――
ジャケットの絵柄がいまひとつなので、買うのを躊躇っている人もいるようですが、 演奏はお墨つきです。 |
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2005年10月26日(水) |
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