やがて本気で好きになります
第50回 先日紹介した、ビリー・ホリデイに魅せられて、 ファッションから デザイナー、コピーライター、カメラマンなど、 即興演奏が主体となるジャズという音楽は、 またジャケットのデザインも秀逸なものが多いのも 仕事柄、様々なデザイナーとのお付き合いがあるのですが、 ブルーノートのカバーアート集です。 ブルーノートというレーベルのジャケットは、 以前も触れた、写真の大胆なトリミングはもとより、 タイポグラフィとは、活字のレイアウト、デザインのことですが、 単に文字を並べるだけではありません。 文字に注意をしてジャケットを観察すると、 ひとつだけ例を挙げましょう。 クール・ストラッティンとは「気取って歩く」。 しかし、タイトルの意味を反映しているのは、 段違いに並んでいる文字、 このような、タイトルや曲(商品)の意味を汲んだアートワークは、 だからこそ、 ――――――――――――――――――――――――――――
ブルーノートのカヴァーアート集。 CDサイズのビジュアルに慣れた目には、見慣れたジャケットも新鮮に見えます。 めくるだけで時間を忘れてしまうほど。
あまりにも有名なジャケット。 写真だけではなく、よく見ると文字も歩いているタイポグラフィが秀逸です。 |
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2005年12月14日(水) |
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