やがて本気で好きになります

第75回
増えたCDの整理術を教えます

皆さんは、どれぐらいCDをお持ちですか?

私は、おおよそ4〜5千枚。
気がつくと、いつのまにか増えていました…。

これぐらいの枚数になると、収納、整理に頭を悩ませます。
なにしろ、マンション住まいなので…。

そこで私は、ビニールケースに
CDと、ライナーノーツやジャケットを収納して
スペースの省力化をはかっています。

つまり、プラスチックケースは捨ててしまっているのです。

これによって、おおよそ1000枚収納出来る木製のCD棚ひとつに、
所有するCDすべてを集約することに成功しています。

CD収納のいちばんのネックとなるのは、
なんといってもプラスチックケースです。

CDとはコンパクト・ディクスの略ですが、
実際はそれほどコンパクトでもないのです。
CDケースの体積は、LPのジャケットの二分の一にすぎません。
LPの紙ジャケットは、
ぎゅうぎゅうに詰まった棚の中に無理矢理押し込めば、
数枚は入れられますが、
プラスチックのCDケースはそのような融通がまったく効きません。
CDケースの最大のネックは「幅をとる」ことなのです。
幅さえ無ければ、
面積は小さいので収納の場所は増えまるんですけどね…。

そこで、ビニールケースの登場。
これはレンタルショップが
お客にCDを貸す際に使用しているもので、
大きなCDショップに行けば、1枚数十円で売っているものです。

厚さはほとんどありません。
おまけに、
CDの鏡面を保護するシリコン製の保護布も中に入っている
優れモノなのです。

CDケースを分解し、CDとジャケット、
解説書、裏面のインレイカードを取り出し、
プラスチックの受け皿と透明ケースは捨ててしまいます。

そして、残りをビニールケースの中に収録してしまうのです。

プラスチックのケースはテカテカとした安っぽい光沢ですが、
このビニールはマット(艶消し)なので、
ジャズやクラシックのジャケットなどをこのケースに収納すると、
渋くてなかなか良い感じになります。

下の写真は、ビニールケースに写したCDを棚に収納した状態です。

下の段にあるプラスチックケースのCDは
マイルス・デイヴィスの2枚組CDのケースたち。
2枚組のアルバムが7枚連続して並んでいますが、
上段のビニールケース収納のCDは、
この2枚組CDケース7枚分の厚さで、
50枚以上の枚数があるのです。

見た目は20枚ぐらいにしか見えない分量ですが、
実際の枚数はそれ以上なのです。
薄いCDケースに移し替えたことによって、
かなりのスペースが節約出来ることが
お分かりいただけたでしょうか?

CDが増えてくると、
とかく専用のラックやケースを買い求めがちですが、
CDラックを買ったと思って
CD収納ケースを買い求めてみるのも一興かと思います。

CDが増えて収納に困っている方は、是非トライしてみてください。

もっとも、CDがいらなくなっても売れなくなる
というデメリットはありますが、
そのへんは一生付き合う予定の名盤から
手をつけてみてはいかがでしょうか?

私の場合は、もう売ることは考えずに、
新しいCDが貯まると、
定期的にすべてビニールケースに移し換えてしまっています
(紙ジャケットや2枚組みケースなどは別ですが)。

この方法を採用しなければ、
今頃狭い自宅は、CDの山に埋もれていたことでしょう…。
ビニールケースが我が家を救っている
といっても過言ではありません。


←前回記事へ

2006年2月10日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ