やがて本気で好きになります

第79回
“おさわり”本、ついに発売!

この場を借りて、宣伝させてください。

私が執筆に参加している本が発売されました。
『さわりで覚えるジャズ・ヴォーカルの名曲25選』(中経出版)。

このジャズの『さわりで覚える』シリーズは、
おかげさまで好評で、今回が3冊目となりました。

書籍にCDをつけ、実際に音を聴きながら、
解説を読み、理解を深めよう!という試みの本です。

このスタイルは、入門者には好評を博し、
「さわりで覚える」シリーズは、
ジャズのほかクラシックや映画、ハワイアンの本まで出ています。

“さわり”というタイトルのからもお察しのとおり、
残念ながら付録CDには、
最初から最後まで、まるまる1曲は収録されていません。
収録時間は、どの曲もおおよそ1分半強です。
しかし、曲の雰囲気は十分に掴むことが出来ると思います。

「百聞は一見にしかず」と言いますが、
まさに「百読は一聴にしかず」。

我々レビュアーがどんなに言葉を尽くして
曲の雰囲気や観賞のポイントを説明しても、限界があります。
やはり、実際に音を聴いてもらうことが一番なのです。

しかし、それだけでは、聴きどころを逃がす可能性もあります。
だから、本のレビューを読みながら、
実際の音源を「さわり」だけでも聴いてもらおう
という仕組みなのです。

ちなみに、我々執筆人の間では、このシリーズのことを
「おさわり本」と読んでいます(笑)。

「さわり」聴きすることによって、短い時間の中、
効率よく自分好みのジャズを見つけることが出来ると思いますよ。

とくに、日々仕事に忙しいビジネスマンは、
時間と手間をかけずに
一生つきあえるアルバムとめぐり合いたいというのが
本音なのではないでしょうか?

ジャズヴォーカルのアルバムを25枚買って、
「当たった、ハズレた」と一喜一憂するよりも、
まずはこの本で自分の好みのジャズヴォーカルを
じっくり選んでみるのはいかがでしょう?

監修はジャズ喫茶「いーぐる」のマスター・後藤雅洋氏。
執筆は、第一線で健筆を振るわれている
名だたる評論家の方々ばかりです。私以外は…(汗)

しかも、
「ジャズを知らない80歳のおばあちゃんが読んでも分かるほど
丁寧な解説を」
という執筆上の厳しいルールに則って書かれているので、
入門者も安心して読めると思います。

是非、書店で手にとってみてください。

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『さわりで覚える
ジャズ・ヴォーカルの名曲25選』

 


入門者からマニアまで、幅広く奥深いヴォーカルの世界に誘います。


既刊も是非。

『さわりで覚える
ジャズの名曲25選』
『さわりで覚える
ジャズの名曲25選 NO.2』

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2006年2月20日(月)

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