やがて本気で好きになります
第83回 楽器奏者にとって、音色はテクニック以前に大切なことです。 良い音色を得るために、お金に糸目をつけない楽器奏者は、 一例をあげれば、バイオリンのストラディバリウスがそうですよね。 少しでも良い音で演奏をしたい。 もちろん、良い楽器を得たからといって、 名馬を乗りこなすにはそれ相応の修練が必要なのと同様、 逆に言えば、素晴らしい音色でプレイできること自体、 とくに、インスト中心のジャズにおいては(ヴォーカルは除く) さて、今回紹介したいのはベーシストのレイ・ブラウンです。 この人のベースの音色は本当に素晴らしい。 くわえて、非常に安定したリズム感の持ち主なので、 彼のベースの音色を存分に堪能できるアルバムを紹介します。 “フィーチャリング・レイ・ブラウン”の表記通り、 とくに1曲目の ――――――――――――――――――――――――――――
「ジャズのベースとは?」 「はい、これを聴いてみてください」 こんな短いやり取りで済んでしまうほど、良いベースの手本のような演奏。 音色の素晴らしさも特筆ものです。 |
←前回記事へ |
2006年3月1日(水) |
次回記事へ→ |
過去記事へ | ![]() ホーム |
最新記事へ |