時代の美意識

第4回
生き方は美に通ずる

生き方も美しさのための重要な要素です。

今の時代は男女共に
目鼻立ちがいいこと=美しいことではありません。
目がぱっちりしている、鼻が高いといったパーツの美しさではなく、
生き方がどう顔に現れているかが美しいか否かを決めます。

顔は心の鏡。
これは真理です。

若いうちは若さで何とでもごまかせますが、
ある程度の年齢になると心の内がはっきりと顔に表れ、
ごまかしはきかなくなっていきます。
20代の生き方は30代をつくり、
30代でつくり上げた生き方の土台が40代をつくります。
人生の蓄積が顔に現れてくるのが40代から。
だから若いうちは真摯に人生や仕事に向き合い、
年を重ねるごとに内面の美しさが立ち現れてくるような
生き方をするのが大事ではないかと思います。
最近、私が大切にしている言葉があります。

品性、知性、少しの不良

品性や知性は、
人としての美しさを体現するうえで欠かせない要素です。
でもそれだけでは堅物な印象になりかねません。
そこに遊びや無駄があると、その人の魅力はグッと深くなる。
少しの不良の部分は、いわゆる人生の中のゆとり。
料理で言う隠し味やスパイスです。

社会人として品性・知性を育み生きていきながら、
無駄や遊びの時間も大切にする。
そうした生き方は人としての魅力を深め、
人生を重ねていく醍醐味にもなると思います。


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2009年5月21日(木)

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