時代の美意識

第37回
男性も美しくなろう(5)
マナーを意識できる人は素敵

私が「嫌だな」と感じる人は、
まずは公共でのマナーやルールが守れない人です。

男女の別なく、こうした人は嫌いですが、
男性で言うと、タバコをポイ捨てしたり、
電車の座席で大股を開き、
足を投げ出して座っているような人は大嫌い。
「携帯電話での会話はご遠慮ください」
と言われている場所で携帯を使い、
大声で仕事の話をしている人も嫌です。
本人は「仕事の話なのだから仕方ないじゃないか」
と考えているかもしれません。
でも、仕事の電話であっても、
電車を下りてからかけ直すなどの対応をしている人も大勢います。

マナーやルールが守れない人は、
守“れ”ないのではなく、守“ら”ない
自分勝手で自己本位な人だと思います。
人間としての下品さを感じます。

マナー違反、ルール違反、
さらにエチケット違反な振る舞いをする男性は、
どれほど身なりがきちんとしていようと、
顔立ちが二枚目であろうと、素敵だと思いません。

周りの人への気遣いがあるかどうか。

これは紳士で大人を感じさせる男性の
必要不可欠な条件であると思います。

周囲にいる人たちへの気配りや心遣いを感じさせ、
人が不快に思うだろうということはしない男性は、
人としての品性、知性を感じさせる
品格のある魅力的な人だと思います。

こうした人は、着ているものが高価でなくとも、
トレンドを知らなくても、女心に少々疎くても(!?)、
女性から好まれます。

振る舞いに美意識を感じさせる人であること。
私にとっての「いい男」の条件のひとつです。


←前回記事へ

2009年9月15日(火)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ