時代の美意識

第44回
旬のモノをいただく贅沢

我が家の食生活はじつにシンプルです。
外に出るときは
「おいしいものを食べよう」ということもありますが、
普段は旬のものを旬でいただくことが好き。
夏ならトマト、きゅうり、なす。
冬なら根菜。

私が小さい頃の食卓は、
いつも季節のものが並んでいましたが、
自分が年を重ねるほど、
そうした食生活をますます好むようになりました。
季節を感じる食卓は、じつはとても贅沢。
今の若い人たちは冬でもトマトやきゅうりが食べられますし、
食材で季節を感じる機会が減ってしまった。
日本は四季ごとに旬の食材があるすばらしい国なのに。

全国のおいしいものをお取り寄せして食べるというのも、
たまの楽しみならいいと思います。
でも日常の食生活は「地産地消」が基本だと思うのです。

昔の日本人は粗食でした。
今の日本人は全般的に食べ過ぎではないでしょうか。
ピザやハンバーガーが1食になる食生活は、
カロリーも摂り過ぎ、脂質も摂り過ぎになります。
種類も量も食べ過ぎていることが、
健康にも、もちろん美容にも弊害をもたらしていると感じるのです。

すべてに満たされた世の中だからこそ、
あえて基本に戻ることが必要。
食についても同様ではないかと思います。


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2009年10月8日(木)

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