中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第51回
ハイハイ天さん、天さんです

早くも「ハイ天」も二回目となりました。
初回はいきなり中国国宝クラスの逸品が登場して、
私もどう鑑定して良いのか非常に困りました。

今回は比較的普通の依頼なので、
安心して真面目に鑑定いたします。

<今回の鑑定依頼者>

【ペンネーム】 直次郎
【性別】 男
【年】 52歳
【職業】 三セク団体役員
【年収】 1600万円
【趣味】 割り箸で戦艦を作る事 中国株
【主な持ち株】 大唐国際発電 銘源医療
【尊敬する人】 邱永漢先生 佐藤栄作
【中国古陶磁器との出会い】 1年前
【妻との出会い】 大学の学園祭で
【中国株との出会い】 小泉さんの本で
【投資ポリシー】 売りません
【愛車】 日産フーガ(中古)
【愛犬】 ミニチュアダックス
【愛魚】 グッピー200匹
【座右の銘】 ありません
【好きな食べ物】 フルーツ粥
【将来の夢】 ありません。
【一言】 本当に鑑定料ただなんですか?

天青庵さん、いつも見ています。
私の家は代々地元の有力者で、蔵が2つあります。
いや、蔵と言ってもそんなに大きな蔵ではありません。
でも、大きい方はそこそこの大きさで近所の人からは
「大蔵さん」なんて呼ばれたりします(笑)
小さな方の蔵は現在は貴重品などを保管するのではなく、
漬物置き場となっています。
と申しますのは、
うちの家内は漬物作りが趣味でして、
それはそれは美味い漬物を漬けるんですよ。

すみません、話が脱線してしまいました。
それで、大蔵の話なんですけども、
ねずみが出て困っています。
薬を撒いて殺すのも可哀相そうな気がするので、
今の所は放ってありますが、
天青庵さんはどうすれば良いと思われますか?

また脱線しました、
それで今回鑑定依頼する品についてですが、
話しますとこの杯はもともと私の父の物だったのです。
私の父は九州佐賀の出身でございまして、
農家の三男坊として生まれたわけなんですが・・
(まだ延々と続くのでカットさせていただきました)

ハイハイ天さん 鑑定依頼品 

正面


底面

<鑑定結果> 
中国明時代の万暦赤絵を模した伊万里焼き(45800円)です。

○結論 鑑定品はありふれた物ですが、
あなた自身はけっこう珍品です。


「ハイハイ天さん」のコーナーでは
まだまだ鑑定して欲しい一品を募集しています。
陶磁器に限らず、中国に関わるものなら何でも
ドシドシご応募下さい。
(中国以外のものでも可)


応募はこちらからどうぞ。

 
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2008年2月6日(水)

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