中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第81回
小休止

最近私は、香港市場に上場する企業の中で
時価総額がまだ小さく
大きな成長余地のある新興企業への
本格的な投資を控えようと決意しました。

理由としては前回の小休止にも書いた通り、
一つは自分の調査分析能力不足、
もう一つはそういう企業に投資して成功する確率の問題です。

つまり、香港市場を池に例えると、
外から眺めれば
大きく育ちそうな稚魚が沢山泳いでいるように見えても、
実際飛び込んで捕まえようとすれば、
魚だと思っていたのが山椒魚だったり
おたまじゃくしだったりして
中々本物の成長魚に手が届かないのです。

でもそれは私個人の問題ですので、
もっと突き詰めて
成長企業を探せる方のやり方を否定するものではございません。

今回はそういう新興の成長期企業の問題だけではなく、
我々のように普通に本業を持ち、
ガリガリと中国株だけに時間を割けない一般投資家が
中国株投資で成功しやすい方法を私なりにお話したいと思います。

まず、ここを納得して下さい。

70年代80年代ではなく、
08年現在の中国の新興企業から
ソニーやホンダのように世界に認められる企業に育つ企業の株を
あなたがその創生期に大量に購入できる確率は0.085%です。

また、例え購入できていたとしても、
持ち続けられる確率は1.75%です。
この二つの数字を掛けて下さい。
殆どゼロに近いですよね。

ですので、そういう事は結果から遡れば有り得る話ですが、
現実的には存在しない事だと諦めて下さい。
特に今から中国株に参入する人は
最初に買った株をそのまま持っていたら
必ず大きく儲かるなんて他力本願な考え方をしないで下さい。

たまたま宝くじのように小額で買った中国企業が
30年後にとんでもない事になっているのを喜ぶ
という方法もあるでしょうが、
それは『投資』とは呼べませんし、
確率的にも分が悪いと思います。

それはあくまでもオマケ的に楽しむべきお遊びです。

では、どうするのが一番効率が良く、
しかも儲けも大きくなるのでしょう。
私は苦節8年と8ヶ月かけてようやく
「中国株で簡単に儲けられる法則」を見つけ出しました。
その法則については、
次回の小休止で具体的に図とアニメをまじえて
説明していきたいと存じます。

 
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2008年4月16日(水)

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