単なる美術品ではございません
第130回 今回の依頼は、随分前に送られてきたものですが、 依頼者の方、掲載遅れた上に酷評して申し訳ございません。 ○今回の依頼者 [ペンネーム] 金色の桃太郎 ○依頼文 初めまして、仕事の関係で上海に住んでいます。 <中略> 上海の骨董屋さんで買った哥窯風の瓶ですが、 鑑定お願い致します。
○鑑定結果 前回のコラムに載せた作品と同じく、 こういう哥窯風の焼物は、 依頼の作品は、そういう品をわざと墨のようなもので汚し、 特に高台(裏の部分)は故意に汚した跡がはっきりと出ています。 金額的には、数十元で買える品です。 ○結論 古陶磁器の世界において、 本物の古陶磁器の汚れは、 骨董品屋でモノを見る時、 |
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2008年8月8日(金) |
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