第132回
中国古陶磁器学科 夏季テスト
問1 これまで、たくさんのハイ天への鑑定依頼がありましたが、
天青庵が一番鑑定しにくかった品はなんでしょうか?
問2 これまで、たくさんのハイ天への鑑定依頼がありましたが、
一番高価だと思われる品、
また安価だと思われる品はどれでしょうか??
問3 明王朝のそれぞれの官窯の作品において、
その時代時代で特に評価の高かった
陶磁器の名称を下から選びなさい。
1 洪武時代 2 永楽時代 3 宣徳時代 4 成化時代
5 嘉靖時代 6 万暦時代
[A釉裏紅 B青花五彩(赤絵)
C白磁 D金襴手 E青花 F豆彩 ]
問4 明時代の後期には、
たくさんの中国陶磁器が日本へ輸出されるようになりました。
では、当時中国から輸入された中国製陶磁器とは
どんなものだったでしょうか?
できるだけ詳細に述べなさい。
問5 では、明時代後期に陶磁器輸出が
活発になった原因を一つ述べなさい。
問6 明時代、皇帝直属の窯である「官窯」以外で、
栄えていた窯の名前を3つ以上答え、
更にそこで生産されていた陶磁器の種類や特徴を述べなさい。
問7 明時代は漢民族の王朝でしたが、
明を滅ぼした清王朝は何民族の国家だったでしょうか?
問8 ハイ天の動物鑑定シリーズに出てきた動物の中で、
中国において食される動物は何か答えなさい。
問9 天青庵の「お気に入りの一品」のコーナーで
実は天青庵が全く気に入ってない品が一つだけあります。
それは何でしょうか?
問10 下記の説明文は、中国の代表的磁器である
「青花磁器」の焼成過程です。
空いている部分に下欄から言葉を選んで入れなさい。
高品質の青花磁器を焼く為にまず大切なのは、磁土の選定です。
元時代以来、皇帝直属の窯が置かれた[ 1 ]の近くには
[ 2 ]という山があり、
そこで採れる[ 3 ]という磁土は磁器を作るにおいて、
最高の品質を持っていました。
その[ 3 ]と呼ばれる磁土があったからこそ、
真っ白で潤いのあるすばらしい白磁の焼成が可能になりました。
そして、その白磁に青色で文様を書き入れたのが青花磁器です。
青花磁器の青の発色の元となっているは鉱物の[ 4 ]です。
ただし[ 4 ]を用いて文様を描き、
それを焼き付ければ青い色に発色するわけではありません。
[ 4 ]を用いて焼き物の素地に文様を書き込み、
その上に透明の[ 5 ]を掛けて
[ 6 ]焼成で焼き上げる事が大切です。
この時、窯の焼成温度は[ 7 ]に達します。
A |
1300度 |
B |
羊蹄山 |
C |
酸化鉄 |
D |
900度 |
E |
比叡山 |
F |
マンガン |
G |
高嶺山 |
H |
景徳鎮 |
I |
有田 |
J |
カオリン |
K |
長州力 |
L |
長石釉 |
M |
酸化 |
N |
高温 |
O |
5000度 |
P |
還元 |
Q |
さん |
R |
コバルト |
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