中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第173回
小休止

今回の金融恐慌を見ていますと、
邱先生が「マネーゲーム敗れたり」で
10年前に書かれた内容が
そのまま現実として起こっています。

私も一応中国株投資などをやっていますので、
何かと世界経済について考えたりもいたしますが、
この先米国式の借金漬け金融経済に先導された世界経済が
どこまで落ち込んでいくかを注意深く見守っている所です。

米国だけについて言えば、
今はとにかく傷口を縫い大量の輸血をし
包帯でグルグル巻きになりながらも
ヨチヨチと歩き出そうとした所ではないでしょうか?
もちろん、これから実経済がどんどん悪化していく事だけは
まず間違いのない所でしょう。

そういう経済的な予測は専門家の方に任すとして、
今私が分からないのは
今回の歴史的な恐慌が終わった後の世界の姿です。

邱先生の「マネーゲーム敗れたり」が
執筆後10年経った今現実に起こっている訳ですが、
今回の恐慌をきっかけとして
本当に米国主体のマネーゲームは
終焉してくれるのでしょうか?
マネーゲームの終焉と共に
米国と米ドルの大きな衰退は起こるのでしょうか?
また、世界の覇権はどのように移動するのでしょうか?
その中で中国の果たす役割は?

また、今回の事態への対応で
世界中の借金は前代未聞な額にまで増える事でしょう。
一体、世界はどこまで借金を重ねても良いものなのでしょうか?
世界各国が金融危機や景気後退に陥る度に、
借金を重ねていけば世界はどうなってしまうのでしょうか?

各国の借金がある程度の金額まで膨れ上がったら、
各国一斉に
「採り合えず各国1000億ドル分の借金を帳簿から消しましょう」
とやるのでしょうか?
そうなれば、日本のように
自国民が国の借金を背負っている国だけが
大きく被害を受ける事になるのでしょうか?

そういう事が私には分かりません。
厚かましいお願いですが、
今後の世界経済の行き着く先を占う
「マネーゲーム敗れたり」の続編を
ぜひとも邱先生に書いていただきたいと存じます。
いや、そんな厚かましいお願いよりも、
まずはハイQで質問する方が先でしたね。

 

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2008年11月17日(月)

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