中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第187回
中国料理

今回も「中国古陶磁器に盛って映える料理」
略して、中国料理のコーナーです

今回は、中国独特の調味料を紹介いたしましょう。

本格的な中国料理を家庭で作るとなるとなかなか大変ですよね。
でも、中国5000年の歴史が生んだ
中華調味料を上手く使いこなす事ができれば
驚く程簡単に本格的な味付けの中国料理が作れます。

中国料理にかかせない調味料はこんなところでしょう。

・蠣油・・カキ油(オイスターソース)
・豆板醤・・(トウバンジャン)
・豆豉・・とうち(ブラックビーンズソース)
・甜麺醤・・てんめんじゃん(甘味噌)
・芝麻醤・・つーまーじゃん(胡麻味噌)

で、実際の使い方はこんな感じです。

・蠣油・・基本的に炒め物や焼きそばなどの味付けに使います
・豆板醤・・辛い炒め物や、辛いタレに使います
・豆豉・・炒め物や蒸し物の味付けに使います
・甜麺醤・・炒め物や北京ダックの調味料として使います
・芝麻醤・・バンバンジーや坦坦麺の味付けに使います

今では大体のスーパーには上記の調味料はおいてありますので、
買い揃えて下さい。
オイスターソースなどは、
香港の「李錦記」というブランドが一番良いと思います。

では、まずはオイスターソースを使って
実際に何種類かの簡単な料理を作ってみましょう。
今日のメニューは「チンジャオロース」と
「レタスのオイスターソースかけ」の二品です。

チンジャオロースの作り方

1 ピーマン、竹の子を千切りにして、
流し台の上の辺に置いておきます。

2 豚肉は生姜焼きもしくは薄めのトンカツ用の奴を
近所のスーパーで買ってきて、
冷凍庫で軽くチルド状態に凍らせてから、
細切りにします。(こうすると肉の細切りはとても簡単です)

3 肉が溶けたら酒と醤油で薄く下味を付け、
汁気がなくなる程度の片栗粉を入れよく混ぜて
最後にサラダ油を少し垂らして軽く合えておきます。
(ここが今週のキーポイント!)

4 合わせ調味料を作ります。
(スープ2・オイスターソース1
・醤油0.5・砂糖少々・片栗粉少々)
自分で味を確認して下さい。

5 フライパンに多目の油をひき、肉を炒めます。 
火が通り、肉がほぐれたらペーパータオル
もしくはCDケースの上などにとっておきます。

6 同じフライパンに生姜の千切りを少し入れ、
ピーマンと竹の子を強火で軽く炒めます。

7 肉を戻し、合わせ調味料を投入して強火でサッと絡め、
胡麻油を数滴垂らす。

8 中国古陶磁器に盛り付ければ、ハイ出来上がり。


「レタスのオイスターソースかけ」
の作り方を説明するスペースが無くなりましたね。
超簡単に説明します。

たれを作る→フライパンに油を入れて
多目のオイスターソースを炒める→スープを投入→
醤油と砂糖を少々味を調える→
水溶き片栗粉でとろみを付ける→
胡麻油を垂してたれ完成→
レタス大きくちぎる→湯を沸かす→
湯には塩とサラダ油を→サッとボイル→
レタスを中国古陶磁器に盛る→たれをかける→完成

是非、試して下さい。
次回は「豆板醤」を使って料理を作ってみましょう。

 
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2008年12月19日(金)

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