中国古陶磁器 そのロマンを求めて-天青庵

単なる美術品ではございません

第205回
小休止

年も明けて少しは景気が戻るかと
期待している部分もあったのですが、
まだまだ株価も実経済もどん底を這う日々が続いています。

世界の株式市場も昨年からは少し持ち直しましたが、
まだまだ上値を追えるような環境ではないようです。

こういう時に、私達のような一般個人投資家は
どうすれば良いかについて考えてみました。

まず、はっきりさせておかねばならないのは
自分が求めるリターンと
許容できるリスクがどの程度かという事です。

この辺を曖昧にしていると、どんな銘柄を買えば良いのか?
塩漬けにしたままで良いのか?
もっと良い銘柄があるのではないか?
色々な疑問が湧いてきて
不安ばかりがつのる日々を過ごす事となります。

中々自分で自分の事を
ハッキリさせられない人が多いと思いますので、
下のパターンから自分に近い状況を選び、
それに対応する投資法の通りにやってみて下さい。


A 現段階で大きな含み損を抱えているので、
  リスクはあっても一発逆転でプラスにしたい。

B 現段階で大きな含み損を抱えているが、
  更なるリスクは取りたくない。

C そんなに真剣にやっていない上に投資額も大きくないので、
  適当に儲かれば良い。

D 現段階でも儲かっているが、
  更にこの機会を利用して大きく儲けたい。

E 現段階でも儲かっているが、あまりリスクは取りたくない。

F 相場に振り回されず、長期的な企業の成長に投資したい。

G 正直もう疲れました、何もやりたくないです。


[Aの人] 
できるだけ騰がった所で今の持ち株を全株売却。
次の安値を待って、
元々優良企業で大きく株価を下げている株(最低高値の1/5以下)を
3銘柄に分散させて買う。
そのまま、2、3年放っておく。

[Bの人] 
株に向いていませんので、他の事に精を出して下さい。

[Cの人] 
とにかくあまり動かず、
今持っている株を持ったまま忘れていて下さい。

[Dの人] 
持ち株の半分を絶対に倒産しないような安定企業に、
そして残り半分を[Aの人]と同じ方法で。

[Eの人] 
資産の半分を現金で保有、
そのお金は半狂乱の暴落時にしか使わない。
残りの半分はH株のETFなどに。

[Fの人] 
過去、Qさんが取り上げられた銘柄から今後の時代に合ったもの、
また今なら特に農業関連株や
環境・脱石油エネルギーなどに長期的に投資する。

[Gの人] 
駄目です、[Aの人]と同じやり方をやって下さい。


ちなみに私はDです。

 
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2009年1月30日(金)

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