医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第127回
乳がんを手術してから14年が経ちました

50代の人ですが、
今から14年前に乳がんの手術をして
今は元気で仕事しているのです。
たまたま、16年前に
外傷による顔や頭部の痛みで治療していたのですが、
来院してから2年して、4ヶ月来院しないことがありました。
その後また来ましたので、聞いて見ると、
癌の手術をしたというのです。

顔や頭の痛みはその都度漢方薬で治療していました。
2週間に一度来院し、いつのまにか14年が過ぎていました。
振り返ってみると、
どうしてなにごともなく経過したのだろうと不思議なので、
調べてみました。

乳がんの場合は
ナス科と乳製品が合わない人がなりやすいのですが、
この人もそうです。
その他に、この人はアルコールと肉類が合いません。
このようなものは正常なP53の遺伝子に
ダメージを与えるようです。
その他に米やパン、ネギ、大豆、パイン、バナナ、
紅茶、みかん、りんご、黒砂糖、大根、梨、
いちご、紅茶、ごぼう、人参、お茶類なども
決して合う食べものではないのです。
でも、現在も元気で仕事をしているということは、何故?

痛みのために投与している漢方薬がどれも、
P53遺伝子の異常を食い止める作用があったのです。
偶然ですがそうだったのです。
最近気がついたことですが、
Oリングテストしてみると、
乳腺の遺伝子に異常を起こす状態を
正常化する漢方薬が
麻黄杏仁よく苡甘草湯にはあるようなのです。
もちろん全ての人に効果があるとは言えません。
効く人もいるし、効かない人もいるのです。
こういう全く偶然にも幸運な人もいるのです。
あるいは、漢方薬と関係ない所で
再発が起らなかった状態があるのかも知れませんね。


←前回記事へ 2004年11月24日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ