医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第224回
こういうことも出来るよね

この前の旅で一緒になった人で体調が優れない人がいました。
この人は今まで様々な治療をしていたのですが、
一時的によくなるだけで、それが持続することがなく、
ひどい頭痛と肩こり、全身の強張りなどがあるのです。
もう健康保険で治療する方法だと治らないと諦めていました。

見ていて、ポイントを外して治療すると
治らないのは当たり前のように思われたのです。
脳の治療と胆のうの治療、それに効果的な漢方薬を投与しました。
大分軽快してきたのですが、
中国に語学留学に来ていて、
薬をどうしようかということになったのです。
それで写真をメールで送ってもらい、
それを見て、こういう処方がいいんじゃない
とアドバイスしました。
処方の内容と漢方薬の量、
それを煎じる水の量とかを書いてメールしました。

それを現地で調達して、煎じて服用しました。
最初は漢方薬を調合してくれる薬局が
うまく見つからないようでしたが、
なんとか見つけろ!と激励して、見つけたのです。
そして服用してホントよくなっていたのです。

上海でお会いして見ると、見違えるようになってました。
そして、こんどはこれがいいんじゃない
とアドバイスしてきました。
日本より簡単に漢方薬が手に入るようです。
当たり前と言えば当たり前です。
本場なのですから。
そして聞いてみると日本よりうんと安いのです。
うらやましい限りです。

中国にいる人だと、メールで写真を送ると、
簡単にアドバイスできて、薬も容易に手に入る。
中国中どこでも、気楽にアドバイスできるよな!と考えました。
あくまでもアドバイスですから、
薬の相談などは現地の薬局とよく相談することです。
私のアドバイスは参考にするというのがいいのかな
と思って帰ってきました。

自分でも言うのは変なのですが、
旅行していて体調を崩した時、
遠慮しないで私にいうと即座に漢方薬を飲ませるのですが、
それがまぐれで結構きくのです。
治った人に、
すぐそばに薮でも医者がいるというのは重宝でしょう
と言うと、うなずいてました。
薬を出す時は、どういう細菌やウィルスが感染しているかを
Oリングテストして即座に決定し、
それに会う漢方薬を即座に選ぶのです。


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