医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第300回
20年近くも副鼻腔炎が治らない・・

こういう治らない副鼻腔炎は、治らない原因があるのです。
ここをしっかり守ると治って行くのですけど・・。
この人も全身強く電磁波を浴びていました。
電磁波を浴びていると、抵抗力が落ちるのです。
もともと人は治るように免疫システムがあるのですから、
電磁波を浴びると、
その免疫システムがきちんと働かなくなってくるのです。
それをきちんと働くようにすることが第一なのです。
その為には寝室のものを片付ける事です。
できるだけ電磁波を発するものや電磁波を集めるようなものを、
寝る場所から遠ざけることです。

これをしないで、治そうとすると
カラダに負担がかかるような治療で治そうとすることになります。
それで治るといいのですが、治らない人もいます。
そのことを話しました。
早く治す為には、薬より寝る部屋が大事よ!
電磁波を浴びないように
寝室のものを撤去して寝る事が一番大事よ!と。

そして、副鼻腔や鼻に感染している細菌ウイルスを
治療する漢方薬を投与するのです。
最初は化膿連鎖球菌などに対して、
桔梗湯、半夏厚朴湯、黄今湯を二日分投与しました。

二日後に来て、電磁波は浴びていなくなりました。
少しよくなっています。
でも、まだ鼻や副鼻腔の血流障害があって、
薬が十分患部に届いていないのです。
患部に薬が届かないので、細菌やウイルスがまだ反応するのです。
その原因は着ているものの洗濯表示やタグなのです。
これは初回にキチンと話すのですが、
それほど重要な事だとは思っていないようなのです。
で、まだ鼻の通りが良くないと訴えるので、
その場で着ているものの洗濯表示やタグを切取って
血流障害が改善することを確認しました。
切取るとものの一分も経たないうちに
鼻の通りが良くなったのです。
自分でもなるほどと納得したようです。
ちょっと驚いた表情をしました。
治すにはこのちょっとした事が非常に大切なのですよ!と。

今度は、麻黄細辛附子湯と桂枝加葛根湯、茵陳五苓散を
二日分投与しました。
二日後には上顎洞の細菌やウイルスの反応がなくなりました。
鼻の部分にまだ細菌の反応があります。
今度は、柴胡桂枝湯と桂枝茯苓丸、半夏厚朴湯を二日分です。
二日後には、異常の部位は更に狭くなりました。
今度は、柴胡桂枝湯、麻黄細辛附子湯、当帰芍薬散を
一日分投与しました。

翌日にはさらによくなり、
今度は、桔梗湯、当帰芍薬散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を
一日分投与しました。
今度は、前頭洞の部分が残り、
ここには桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯、当帰芍薬散、半夏厚朴湯を
一日分投与。
翌日にはほとんどよくなりました。
それで、これを持続させるため
桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯、当帰芍薬散、
当帰四逆加呉茱萸生姜湯を一日分投与。

翌日は症状はなし。
鼻も通る。
今度は、桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
八味丸を一日分投与。
この度は、桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯、八味丸、半夏厚朴湯を
二日分投与。

二日後に来て、症状は良い状態を持続。
麻黄細辛附子湯、排膿散及湯、八味丸を一週間。
一週間後に来て、もうほとんどいいというのです。

ということで、薬を効かせ、免疫力を高めるためには、
寝室で電磁波を浴びない、
衣類の洗濯表示やタグを切取ることが
大切なことわかりましたか・・・。


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