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         第46回 
          静かに過ぎる一日−「雪の夜」 
        前回は到福(福が来る)のお話をしたのですが、 
          身近に面白い到福がありましたので、 
          ちょっとご紹介いたします。 
        
           
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               箱表で普通の福 
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               箱裏で到福 
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        このタバコを見て下さい。 
          左が箱表で普通の福、 
          右が箱裏で到福になっていました。 
        タバコ屋さんで見ると 
          表側だけしか見えなかったので 
          てっきり普通の福かと思って手にとってみると 
          裏が到福になっていました。 
          なにかものすごい発見をしたみたいで 
          とても喜んでしまいました。 
        このタバコを吸うと運がよくなりそうですね。 
          ちなみに1箱7元(約100円)でした。 
        他にも面白い絵柄のタバコが沢山ありましたが、 
          農民画とはまったく関係がないので紹介しません。 
          もし、見たい方がいらしたら 
          メールをお送りください。 
          写真をお送りしますし、 
          沢山メールが来ればコラムでも紹介します。 
          (たくさんは来ないと思いますけど・・・) 
        しかし、最近ではこのコラムを見て 
          わざわざ金山に農民画を見るために 
          足を運んでくれた方もいまして、 
          とてもビックリし、 
          そしてとてもうれしかったです。 
        自分の好きなものを人に伝えて、 
          一緒に好きになってもらえると言うことは、 
          これ以上ないくらい嬉しいことです。 
          コラム書いてて良かったと思いました。 
          みなさん、もっともっと農民画を好きになって下さいね。 
        
           
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               盛璞 「雪の夜」 
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        今回紹介する農民画はやはり冬の画 
          盛璞さんの「雪の夜」です。 
        盛璞さんの画は他の画家の画とは違って 
          人をたくさん画いている画はあまりありません。 
          この画には一人だけ人がいますが、 
          町全体がものすごく静まりかえっている様子が 
          伝わってきます。 
          家の中からも人の気配がほとんど感じられません。 
          静かな静かな画です。 
        心が落ち着かない時にこの画をみると 
          ふっと落ち着いてしまうのは私だけでしょうか。 
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