横山典生  新米のベトナムビジネス物語

ベトナムの証券会社で
唯一最初の日本人社長です

第71回
おめでとうタンロン証券

昨年11月に、日本アジア証券の招きで
東京と大阪に連れて行って、ベトナム株の公演をしてくれた
タンロン証券のアナリストから、 先日、電話がありました。
「ヨコハマ、ディナーを奢れ。」
ヨコヤマとはなかなか呼んでくれません。
「Why?=なんで?」
ま、友人(私が思っているだけかも・・・)ですから、
食事くらいいつでもよいのですが、
ちょっと様子が違うので、聞いてみました。
「タンロン証券がベトナムで一番になった。」
おおお!よく聞いてみると、
株式売買のシェアーが昨年通期でもNo.1になったということです。

ちなみに、2位はSSI(サイゴン証券)、
3位はSBC(サコムバンク証券)、
4位はHSC(ホーチミン市証券)です。
ということは、タンロン証券の副社長として、
アナリスト部門を統括する彼も
ベトナム一になったようなものでしょうか?

さっそく、ベトナム料理でお祝いです。
日本料理を期待していたようで、
ちょっとがっかりの様子ですが、まあ、いいでしょう。
開口一番、
「ヨコハマ、どうだ。」
彼は一番になったこととともに、
1月の相場について語った第58回のコラムについて
盛んに強調していました。
覚えていらっしゃいますでしょうか?

ビアホイで帰り際に、泥酔した私の背中を誰かがたたきました。
先のアナリストですが、
「ヨコヤマ(このときも本当はヨコハマでした)、
12月は外れた。でも、10勝9敗の自分を信じる気があるなら、
1月の相場がよいことをいっておく。」
泥酔と騒音の中で、いくらになるかは聞き取れませんでしたし、
中長期投資に目先の予想もそれ程重要ではないとは言いましたが、
NO.1アナリストとしてのリピュテーションもあるでしょうから、
覚えておいてみましょうか。 (第58回のコラムより)

完全に自信を取り戻した彼に、今年はどうなの?と聞きました。

「大きな山は3回ある。」

「いつ?」

「●月、●月、●月」

断定はいけませんよ、副社長。
彼も酔っ払ってきていましたので、
もう少し具体的な理由を聞いてからご披露します。


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2010年1月12日(火)

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