第50回
株で資産を創った人は(3)
さて、株で資産が創れるでしょうか。
戦前、戦後の会社創業者のケース。
上場により巨額の資産を手にした少数の人たちがいます。
松下幸之助さんは町工場を松下電器グループに発展させ、
井深さん、盛田さんは東京通信工業という小企業を
今日のソニーに成長させた結果です。
また最近の若い起業家たちが、新興市場に上場し、
また所有株売却により莫大の富を獲得するケースも知るところです。
しかし、山崎は中小企業の経営者、あるいは個人資産家で、
株で儲けた人、資産を創った人が、どれだけいらっしゃるのか、
と言う疑問を持っていました。
「お客様の資産創りのアドバイス」
銀行の支店長の大事な仕事のひとつです。
支店長5店舗、12年の間、
地元有力者と言われる方々から
公私にわたるご相談を受けました。
多くの方の資産は不動産でした。
またA社長は株好きと聞いて、
株の話を切り出すとニコニコして
「銀行の支店長さんは株の話をすると、とたんに嫌な顔するけど、
珍しい支店長さんだね」
と不思議がられました。
しかし
「株は楽しみでやっている、資産作りはなんといっても不動産、
経営者が株に熱中すると経営がおろそかになる」
と言われました。
学友であり飲み友だちの証券会社の支店長から
「証券会社は売買手数料が収益の大半」
と聞いてああ、やっぱりと思いました。
優良株、成長株を中長期に保有していくことで資産が築けます。
なのに、山崎の株体験でも、
所有株が少し上がると他の銘柄への乗り換えを奨められ、
長く持たせてくれません。
個人投資家が育たないと言われるのは
そのためかも知れませんね。
だから、Q先生がおっしゃるように、
「証券会社に相談するな、自分でよく勉強すること」
が大切ですね。
これからの時代、株で資産を創るには、
なんと言っても中国株。
優良株、成長株を発見して中長期に保有すること。
もう一度おさらいしましょう
「第47回中国株で資産を創る時代が来ました」
参考書はQ先生の三冊
「中国株の基礎知識」
「お金持ちになれる人」
「損をして覚える株式投資」
銘柄選定はHiQ中国株3賢人のコラムから、
ヒントがいっぱい。
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